インラインフレームを使用しております。未対応ブラウザは閲覧できませんのでご了承下さい。 鮮度を重視する日本 ――最近のマーケティングは、ブランドを中心に語られ過ぎたということでしょうか。 この10年、日本に限らずマーケティングはブランドが引っ張ってきたと思います。日本のビジネス研究は、以前はアメリカより10年ぐらい遅れていました。アメリカで研究が行われ、その中で成果が出てきたものを輸入して、日本の研究者たちが一斉に取り組むということをずっと繰り返していたからです。 ところが、いまは同時進行になっている。特に日本人は新しいことが好きで、いつも何か新しいことを見つけていた。ベストプラクティスとか、ワン・トゥ・ワンとか、その時々のキャッチフレーズがあった。 ――日本人の新しいことが好きだという性格は、日本のマーケティングにも影響している? ぼくはよく「鮮度効果」と「