01 イメージの話です。 自転車みたいな道具は身体の延長として感じるっていう話あるじゃないですか。たとえばハサミを使うときは、どこに意識を集中させているかというと、ハサミの金属が触れ合うところだったりするじゃないですか。 自分の身体の外側に、意識を送り出す、飛ばすことができるとかいう話。 ウェブに接続してる人が、全体でひとつの脳として振舞うといいんじゃないっていう記事を以前書いたのです(共有化 - そこに意味をお与えにならなかったのでのふたつめの小見出しです)。 総体があって、自分はそのインターネット外にアクセスする端末であり、思考の一部をつかさどる部品であるのだから、端末であるひとりひとりは、自分の外部に延長されたシステムを身体の延長として感じたっていいわけですよね。自転車やハサミのように。 電脳化された人間が、ネットワークを身体の一部と感じるならば、それはどのへんに位置するのかなと思っ