はじめに 確率を苦手とする人は多い。受験生も、数学の中で特に確率が難しいという人は多い。受験勉強の場合、確率に強くなっても他の数学の分野に応用できることが少なく、また、確率そのものも受験数学の中で出題数がとても多いというわけではないので、それで避けてしまう人が多いということもあるのだけど。 さて、それでも社会に出ると、意外と確率(広く考えると統計とかも)ってのは重要な役割を果たす。ビジネスの重要事項を決定するときの判断材料にしたり、プロジェクトマネジメントに応用したりすることもある。 (参考) ベイズの定理でプロジェクトの失敗を予測 確率ってだいたいにおいて直感どおりなんだけど、タマに直感とは異なることがある。今日はそういう事例を紹介する。みなさんに当てはまるかどうかわからないけど、比較的こういう間違いは多いんじゃないかというところで。 直感と異なる例、その1 S.G.G.K 若林くんはペ