2009年10月13日のブックマーク (5件)

  • 言語ゲームというリズム その1 - 奴隷こそが慈悲を施さなければならない

    お経のリズム たとえば宗教の基は反復です。意味のわからないお経を繰り返し、祈りの動作を繰り返す。これってすごく「言語ゲーム」なんです。宗教の教え=規則を理解すること以上に訓練し習慣化させること。これによって「言語ゲーム」に深く引き込まれていく。 教えを理解することが重要ではなく習慣の先に悟りがある。これに対して哲学はたえずみずからをみずからの言語ゲームのメタ位置にたとうとする運動といえるかもしれません。しかしウィトゲンシュタイン的にいえばほんとにメタ位置は存在するのか、ということでしょう。なんらかの言語ゲームに帰属しないとコミュニケーションそのものが不可能で、それは習慣として深く刻まれている。 お経や呪文の重要なところは「リズム」です。それはある種の音楽音楽は運動性であり、言語理解と異なる経路で体にしみ込み、刻まれる。反復することで訓練される。たとえば軍隊の訓練でもリズムが重視されます

    言語ゲームというリズム その1 - 奴隷こそが慈悲を施さなければならない
    kkbt2
    kkbt2 2009/10/13
    「規則性があるが言語のように理解することができず、体でおぼえるしかない」「リズムはとらえがたくしかし必ずある」「考えすぎてはいけない。ただ黙々と繰り返せばおのずと道はひらかれん」
  • なぜ幸せはお金では買えないのか マクロな形而上学とミクロな否定神学 - 奴隷こそが慈悲を施さなければならない

    マクロコンテクスト、ミクロコンテクスト 宝くじで一等にあたることは奇跡といってもよいだろう。そして人生さえもかえてしまう。しかし宝くじというシステムにとっては一等がでることは当たり前である。それを見越して収益が出るように統計的に設計されている。 たとえば飲酒運転の車に追突されてしまう。これは不幸でついていないことである。人生を狂わせて家族のその後さえも大変なものにしてしまう。あと少し時間がずれていれば事故にあわなかっただろう。しかしある交差点ではある確率で事故が起こるというような統計的な必然性があると言われる。 このようにミクロコンテクストでみると特異なことが、母数を増やして観測すると正規分布などの一定の分布に収まってしまう。だからマクロコンテクストではほんどの現象は確率論的な必然として回収されてしまう。たとえば背丈、あるいは性格、あるいは幸福な出来事も、不幸な出来事も、誰かに起こっただろ

    なぜ幸せはお金では買えないのか マクロな形而上学とミクロな否定神学 - 奴隷こそが慈悲を施さなければならない
    kkbt2
    kkbt2 2009/10/13
    「マクロコンテクストではほんどの現象は確率論的な必然として回収されてしまう。」「「お金」とはマクロコンテクストのメタファーであり、「幸せ」はミクロコンテクストのメタファーである。」
  • 階級化社会を元気に生き抜く「ヤンキー文化」が地方を活性化する=速水健朗 - 雑誌記事:@niftyニュース

    「おバカタレント」「小悪魔ageha」ヒットの秘密は都会と地方の格差にあり 階級化社会を元気に生き抜く「ヤンキー文化」が地方を活性化する=速水健朗 (SAPIO 2009年9月30日号掲載) 2009年10月12日(月)配信 5ページ中 1ページ目 前のページ | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 次のページ 文=速水健朗(フリーライター) 若者を格差社会の被害者と捉える論調が大勢のなか、しかしいざ地方に行けば、格差に不満の声など上げずに楽しく生きている若者がいる。そう、ヤンキーだ。著書『ケータイ小説的。』でケータイ小説の読者が地方のヤンキー少女であることを見抜き、現代を「再ヤンキー化」時代と指摘した速水健朗氏が、不況を生き抜くヤンキーの生態を報告する。 ケータイ小説には 「東京」が出てこない 最近、ヤンキーを題材にした映画「クローズZERO」やドラマ「ごくせん」

    kkbt2
    kkbt2 2009/10/13
    「「地方で売れる」コンテンツであるケータイ小説には、「地元志向」という特徴がみてとれる」「他人の欲望と自分の欲望を比較することがないので、「うらやましい」とか「格差」だという意識がない」おもしろい!
  • ラグジュアリーブランドは直ちにWebへとシフトせよ | I AM BLOGGING NOW.

    少し前のエントリーにも書いたように、多くのラグジュアリーブランドはこの5、6年の世の中の変化に対応できていません。結果、不況により顧客離れが加速し、産業自体が収縮しています。時代の変化に順応できなければ需要が回復する事もありません。そればかりか、情緒だけに語りかけるビジネスモデルは継続的な投資を必要とし、顧客の世代交代が出来なければ破綻してしまいます。今、急速に世界に取り残されつつあるラグジュアリーブランドが必要としているのは何なのでしょうか? ・顧客との接点を失ったラグジュアリーブランド ラグジュアリーブランドの衰退の大きな理由はビジネスモデルの体系化にあります。雑誌や百貨店との密接な関係を通じて一般層の消費を促し、ラグジュアリーをあたかもスタンダードなものにしてきました。しかし、インターネットの普及とともに消費者の情報収集や購買行動が多様化し、情報発信や販売が少数の特権では無くなりま

    kkbt2
    kkbt2 2009/10/13
    「ラグジュアリーブランドは直ちにWebへとシフトするべき」「WebPRを通じ、消費者にダイレクトに話題を届け、利率の高いECを通じて販売を行うべき」「少数の顧客にきめ細かいサービスを提供していた時代に戻るべき」
  • 「Web上の文章は官僚の作文に近い」 by 養老孟司 : ロケスタ社長日記

    Webコミュニティとかを作っているロケットスタートという会社の代表取締役をやっています。いつもがんばっています。 活字からウェブへの...... 「考える人」という雑誌が、「活字からウェブへの......」という特集をやっていて、おもしろかったので買ってみました。 中に養老孟司さんという人へのインタビューが載ってておもしろかったので一部紹介です。(太字は筆者) 紙に印刷されて発表される文章と、ネットにのる文章は、どうしたって違ってくるはずなんです。ネットの場合は明らかに、反論を予測しながら書くことになりますから。読む人間がどう反応するかを極端なケースまで予想して書く。ウェブは書いたことにかなり悪口を言われますからね。しかも、新聞や雑誌を違って反応がダイレクトだから、書いたほうもついつい悪口を読まざるを得なくなる。そうすると、あれこれのケースを考えながら書くようになって、すっきりした文

    kkbt2
    kkbt2 2009/10/13
    「反論を予測しながら書くとどうなるかというと、これは官僚の作文に近くなっていきます。」反論が少ないことが重要である場合。PVやブクマ数が多ければいい、という考え方でいくと、匿名×煽りが最適戦略になりそう