ゆっくりと進んだ台風6号の影響で、沖縄本島は丸2日にわたって暴風 警報が発令された。警報解除後も停電が長引き、大規模な断水が追い打ちをかけている。土砂崩れや店舗の損壊など新たな被害も次々に判明。4日にも戻ってくる台風に、県民からは「もう来ないで」と悲鳴が漏れる。 【どこへ向かう?】Uターンする台風6号の進路予想図 宜野湾市では高所地域で断水や水圧低下が発生している。市上下水道局は3日、敷地内に臨時給水所を設置した。長蛇の列をつくった市民からは「停電に加えて断水もなんて」と悲鳴が上がっている。 上下水道局によると、市域の約3分の1に影響が出ている。市に上水を提供する県企業局の送水ポンプが停電で使用できなくなり、非常用発電で対応していたが、それも故障。市のタンクの水もなくなり、断水していない地域の水を運んで提供している。 60代女性は「停電して断水し、すぐまた台風も来る。もう最悪」とやり切れな