わたしは過去10年超、QAエンジニアとしてソフトウェアテストや品質保証に関わる仕事をしてきました。ソフトウェアテストを専門とするエンジニアの基本スキルとして“バグレポートを書く”があります。 バグレポートとは、ソフトウェア開発の現場でなんらかのバグが見つかったとき、バグの内容や再現手順などをチーム内で記録・共有するために書かれるものです。テストエンジニアにとって大事なこのバグレポートですが、実はテックチーム全員に必要なスキルでもあります。本記事では、上手なバグレポートの書き方や、なぜテストエンジニア以外のしごとに活きるのかについて解説します。 バグレポートとは 上述の通り、バグが見つかった際にその詳細を報告するために記載するドキュメントのことです。 バグ票・不具合票・インシデントレポートなど、開発チームによっていろいろな呼ばれ方をします。 主にテストエンジニアがテストを行ってバグを見つけた