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Cloudflare Workersを中心とした、Cloudflareの開発者向け製品群(いわゆるCloudflareスタック)は、今やそれだけでちょっとしたサービスを生み出すことが不可能ではなくなってきています。 今回、システム構成をCloudflareスタックにほぼ全振りした新サービスをお仕事で作ったので、工夫した点を紹介します。 なお、本記事で紹介するサービスは7月4日に正式リリースしたばかりで、本格的なトラフィックをほとんど経験していない状態でこの記事を書き始めています。2ヶ月ほど運用した後での生の声は、8月25日に新潟で行われる、Cloudflare Meetup Niigataで講演枠をいただいてお話しする予定ですので、気が向いた方は新潟まで足をお運びいただければと思います。 他にも機会があれば登壇したいので、Cloudflare系のイベントにお誘いいただけますと幸いです! キ
はじめに こんにちは、がんがんです。 2024 年 6 月に Nuxt v3.12 がリリースされました。 Nuxt v3.12 の目玉としては Nuxt4 のリリース準備が進んでいること、現環境で Nuxt4 のマイグレーション実験を行えること が挙がられると思います。 Nuxt4 へのマイグレーション実験はこちらの記事で実験されています。合わせてご覧ください。 そんな v3.12 のリリースノートの中に今まで見たことなかったモジュール名が記載されていました (以下ブログ記事の引用) 📜 Nuxt Scripts auto-install We've been gradually working to release Nuxt Scripts. It's currently in public preview, but we're near a public release, so w
最近はお客さんとの勉強会でDockerのドキュメントをつまみ食いして読むというのをやっていますが、改めて最新版を読んでみて、いろいろ思考が整理されました。2020年の20.10のマルチステージビルドの導入で大きく変わったのですが、それ以前の資料もweb上には多数あり「マルチステージビルドがよくわからない」という人も見かけるので過去の情報のアンラーニングに使っていただけるように改めて整理していきます。 仕事でPythonコンテナをデプロイする人向けのDockerfile (1): オールマイティ編で触れた内容もありますが改めてそちらに含む内容も含めて書き直しています。 本エントリーの執筆には@tk0miya氏から多大なフィードバックをいただきました。ありがとうございます。 基本的なメンタルモデル現代的な使い方を見ていくために「Dockerを使ってビルドする」というのはどのようなものか考えを整
3rd Party Cookie 廃止の方針変更など : Cybozu Frontend Weekly (2024-07-23号) こんにちは!サイボウズ株式会社 フロントエンドエキスパートチームの @mugi_uno です。 はじめに サイボウズ社内では毎週火曜日に Frontend Weekly と題し「一週間の間にあったフロントエンドニュースを共有する会」を開催しています。 今回は、2024 年 7 月 23 日 の Frontend Weekly で取り上げた記事や話題を紹介します。 取り上げた記事・話題 Temporal を取り巻く仕様を整理する ECMAScript Stage 3 の Temporal に関する発表資料です。仕様そのものの整理や、タイムゾーン・カレンダーのサポート、Intl との関係性について解説されています。 Fastly が開発者向けの無料プランを提供開始
Webサイトのエクスペリエンスを改善するCSSの便利なテクニックを紹介します。 基本的には一行のCSSですが、より良くするためにCSSを追加して複数行のものもあります。 CSS One-Liners to Improve (Almost) Every Project by Álvaro Montoro 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。 はじめに 1. ビューポート内のコンテンツの幅を制限する 2. テキストのサイズを大きくする 3. 行間のスペースを広げる 4. 画像のサイズを制限する 5. コンテンツ内のテキストの幅を制限する 6. 見出しをよりバランスよくする 7. ページスタイルに合わせたフォームのカラー 8. テーブルの表を分かりやすくする 9. テーブルのセルとヘッダのスペース 10. アニメーションと動
執筆 山内 直 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)に所属するテクニカルライター。出版社を経てフリーランスとして独立。ライター、エディター、デベロッパー、講師業に従事。屋号は「たまデジ。」。著書に『Bootstrap 5 フロントエンド開発の教科書』、『作って学べるHTML+JavaScriptの基本』など。 監修 山田 祥寛 静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。 主な著書に「独習」シリーズ、「これからはじめるReact実践入門」、「改訂3版 JavaScript本格入門」他、
React has been around for 11 years, which seems hard to even grasp when you look at the current pace of web development. The reason why we're still talking about React today is that it's somehow been able to keep up, always evolving to meet the challenges thrown at it by its users. In fact, not content with merely keeping up, React is even leading the way on new innovative patterns such as Server
はじめに TypeScriptには新しい機能がたくさん追加されていて、どれを使うか迷うことがあります。本ブログでは、次の開発にすぐ使えそうなTypeScriptの面白い機能をいくつかピックアップして紹介します。 using キーワードでリソース管理をシンプルに こちらは C# の using や Python の with と同じものです。 using が導入される前は、以下のようにリソース管理を行いました。 export function doSomeWork() { const path = ".some_temp_file"; const file = fs.openSync(path, "w+"); try { // use file... } finally { // Close the file and delete it. fs.closeSync(file); fs.unl
React19のRCが発表され数ヶ月が経ちました。Next.jsではReact19のExperimentalな機能を使った実装をいち早くしていたので、少し馴染みのあるアップデートが多かったように思います。 Next.js(特にApp Router)においてReact19のAPIやHooksをどのように使うべきかはNext.jsのドキュメントを見れば大体のベストプラクティスが見えてきます。ですが、実際の開発現場ではApp Routerを採用しているケース以外にもVite+ReactやPages Router, Remixなどと様々な実装があるのが現実です。 そこでこの記事では、特にVite+Reactのスタックを前提にReact19の新機能をいかに活用できるか整理したいと考えています。 また、React19の新機能を見た時にTanStack QueryやSWRのようなサードパーティの状態管理
はじめに フロントエンド開発において、効率的かつ一貫性のあるモック生成は非常に重要です。本記事では TypeSpec、Orval、Storybook の 3 つのツールを使用して自動生成でモックを実現する方法を紹介します。 TypeSpec は、大規模な API を提供するために Microsoft が開発し、使用している新しい API 記述言語です。 Orval は、OpenAPI 仕様から TypeScript のクライアントコードを生成するツールです。これにより、最新の API 仕様に基づいたクライアントコードを常に保持し、API との通信がスムーズに行えるようになります。 Storybook は、コンポーネントを独立して開発・テストするためのインタラクティブなツールです。コンポーネントの見た目や動作を個別に確認できるため、UI の一貫性を保ちながら効率的に開発を進めることができます
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