Citrix XenServerのEnterpriseおよびPlatinumエディションでは、「Role Based Access Control」(以下、RBAC)機能を利用することができる。言うまでもなく、システムにはローカルスーパーユーザーと呼ばれるシステム全体を管理・制御する権限を持つ特別な管理者がいる。しかしながら全てのシステム管理者がローカルスーパーユーザーの権限を持つのは望ましい形ではない。余計なオペレーションによる障害や悪意のある操作がなされる恐れがあるからである。システムを運用していく上で、各管理者に対し、業務・オペレーションの遂行に不必要な権限を付与する必要はなく、必要な範囲の権限だけを与えるのが望ましい。それによりシステム上の管理権限を分離し、管理・運用上のリスクを軽減できる。 この権限分離を実現するのがRBAC機能である。各管理者はRBACにより定義されたシステム上
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く