2005/9/23 「オラクルは将来の統合アプリケーション『Fusion Application Suite』でOracle Database以外のデータベースをサポートするのかどうかを決定しないといけない。どうするかはフィフティ・フィフティ。どちらに転ぶか分からない」。米オラクルのCEO ラリー・エリソン(Larry Ellison)氏は9月21日(米国時間)、「Oracle OpenWorld」の基調講演で、オラクル以外のデータベースを次世代の統合アプリケーションで将来サポートする可能性を示した。データベースはオラクルの根幹であり、競争力の源。エリソン氏は「顧客と長期にわたり話し合って決めたい」として顧客の意見を広く聞いたうえで決定することを説明した。 Fusion Application Suiteは、「Oracle E-Business Suite」と買収したピープルソフト製品、J
2005/10/6 日本オラクルは10月5日、ERPパッケージ「Oracle E-Business Suite」(EBS)の提供に関して、日本オラクルが推奨する標準の業務フローを導入顧客や導入パートナーに提供する「Oracle Accelerator」(仮称)を開始する考えを示した。EBSの標準機能以外を開発するアドオンプログラムを少なくするのが目的。導入のしやすさを顧客やパートナーに訴えて、ERPで先行するSAPからのシェア奪還を狙う。 Oracle Acceleratorは「アプリケーション製品の最適な利用方法を製品ベンダの視点で提案するモデル」(日本オラクル アプリケーション事業推進本部 取締役常務執行役員 アプリケーション事業推進本部長 保科実氏)で、顧客やパートナーに無償提供する。オラクルは、製品ライフサイクル情報管理やマスタ統合、経営情報可視化、人材マネジメントなど32のソリュ
SAPジャパンは10月6日、ソフトウェアベンダ向け協業プログラムと、開発者支援の強化を行う戦略を発表した。パートナー企業との協業モデルを変化させ、SAPが提唱するビジネス主導のSOA「エンタープライズ・サービス・アーキテクチャ」(ESA)の日本市場での浸透を狙う。 SAPジャパン バイスプレジデント ソリューション統括本部長 玉木一郎氏によると、ITにおけるプラットフォームのコンセプトは、その上でアプリケーションが稼働するOSやDBなどから、差別化されたビジネスプロセスを素早く実装できる環境、すなわちビジネスプロセスプラットフォームに変わってきているという。従来のSAPのアプリケーションを導入するパートナーとの協業モデルに加え、プラットフォーム(SAP NetWeaver)上にパートナーがアプリケーションを構築するという協業モデルの重要性が増してきている。「(SAPは)アプリケーションベン
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く