出所:「妊産婦のための食生活指針(厚生労働省)」「妊娠中の体重増加指導の目安について(日本産科婦人科学会)」より抜粋して作成 新しい体重増加量の目安 新しい目安は日本産科婦人科学会にて集計された妊婦さん42万人のデータを基に作成されています。 瘦せ型妊婦さんの増加量目安は下限上限ともに3kg上がり、標準体型の妊婦さんも下限が3kg、上限も1kgの幅で基準値が上がっています。 これらの基準は妊婦さんと赤ちゃんにとって妊娠・出産のリスクが最も低くなる数値を基に再策定され、妊娠中の体重増加指導の新しい目安として使われています。 なぜ基準が変わったの? 瘦せ型妊婦さんと低出生体重児の増加 新指標改訂の背景には、日本で瘦せ型の妊婦さんが増えていること、それにより低出生体重児が増えているという現状があります。 日本の出生数は減っていますが、2,500g未満で生まれてくる赤ちゃんの割合は増加しています。