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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/ill_critique (7)

  • 『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』に散りばめられた不吉さ――鵺(ぬえ)が運ぶ死のイメージについて - 反=アニメ批評

    2010年冬期アニメ, ニワトリ論壇, 反=アニメ批評『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』は不吉さをまとう。 OP映像が模しているグスタフ・クリムトの絵画群は、 クリムトの作品と同様、作品全体に不穏な気配を漂わせはじめ、 ■グスタフ・クリムト - wikipedia クリムトの作品は、甘美で妖艶なエロスと同時に、常に死の香りが感じられる 回想シーンで女性軍人がトランペットで奏でる『アメイジング・グレイス』は、意味深な言葉を謳いだし、 Yes, when this heart and flesh shall fail, And mortal life shall cease, I shall possess within the vail, A life of joy and peace.そうだ この心と体が朽ち果て そして限りある命が止むとき 私はベールに包まれ喜びと安らぎの命を手に入れるのだ 第2話で

  • アニメ(ブロガー・twitterアニメクラスタたち)の饗宴、あるいは2009年アニメベスト/ワーストのススメ - 反=アニメ批評

    雑記さて、一部既にご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、今アニメブロガー・twitterアニメクラスタたちを中心とした「アニメ系同人誌」の企画が進行しています。 その大まかな経緯は、責任編集の一人であるEPISODE_ZEROさんによって編纂されているので、興味ある方には是非以下のTogetter記事に目を通してみていただきたいのですが、 ■twitter発アニメ同人誌の企画まとめ もちろん、ぼくにしたところで、以前からこうした同人誌の計画があれば、そこに寄稿することもやぶさかではないとは思ってはいたものの、しかし、この一連の話の流れを読まれた方の中には、なぜかぼくが一人の寄稿者という立場を超えて、まるで主催の一人として位置づけられているように見えては戸惑われる方がいらっしゃるかもしれませんが、安心してください、そのことに関してなら、他の誰よりもこのぼく自身が最も困惑させられています。

  • 結局『けいおん!』では誰が最強の萌えキャラなのか――『けいおん!』と『CLANNAD』と『らき☆すた』をめぐって - 反=アニメ批評

    エッセー, 反=アニメ批評, 2009年春期アニメ世間では、噂どおり「笹の葉ラプソディ」の放送をもって開始された「涼宮ハルヒシリーズ第二期」の話題で持ちきりの中、今回はあえて同じく京都アニメーション制作のアニメ『けいおん!』の、それも、最新第8話における新キャラ・あずにゃんこと中野梓の登場に沸く中で、あえてここで、これまでの主要4キャラをおさらいしてみたい。 というのも、前々回の記事において、ぼくは以下のように述べましたが、■『けいおん!』第6話における澪のパンツ表現に関する所感――「パンツ表現論4」への助走として ※それにしても、いつも盛り上がるのは澪派ばかりで、ぼくの唯派や、あるいは眉毛派の論客の姿が見当たらないようなのですが、いったいどうなっているのでしょうか。※というか、『らき☆すた』でいえば、かがみ派は澪に、みwiki派は眉毛に、そしてぼくらつかさ派は唯に向かっているのでしょうが

    kkobayashi
    kkobayashi 2009/05/25
    鶏音!
  • アニメにおける現実への予見性――『東のエデン』と『戦場のヴァルキュリア』と新型インフルエンザをめぐって - 反=アニメ批評

    反=アニメ批評, 2009年春期アニメ今期アニメの中でも異様なまでに現実に対する予見的な作品となっている『東のエデン』。 今さら説明するまでもないかもしれませんが、例えば4月5日に北朝鮮から「弾道ミサイル」こと飛翔体が日上空を通過した直後の4月9日に放送された『東のエデン』第1話においては、まるでそのことを予め知っていたかのように、「ミサイル」が日を襲ったという設定が披露されたわけですから、その的中率は北朝鮮の飛翔体の比ではないでしょう。 もちろんそうした予見性はこれだけにとどまらず、みなさんご存じの通り、同じく第1話において『東のエデン』の主人公・「滝沢朗」の「全裸」姿が描かれたかと思うと、 現実がアニメを追随するかのように、「滝沢○明」と同じ事務所に所属する「草なぎメンバー」が「全裸」で逮捕されるという事件が発生してしまう。 その事件に関しては、加えて何たることか、第3話のサブタイ

    kkobayashi
    kkobayashi 2009/05/16
    「オナバード」ってw
  • 今期新作アニメから見る「アニメビジネス」――『バスカッシュ!』と『戦国BASARA』をめぐって - 反=アニメ批評

    ※現在あいにく「反=アニメ批評」を展開するだけの余裕がないため、しばらくの間は、新作アニメの簡単なレヴューで済まさせていただきます。ということで、2009年春期新作アニメレヴューその3。※2009年春期新作アニメレヴューその1■『けいおん!』はなぜただの「美少女萌えアニメ」とは違うのか――女の子的想像力に関して※2009年春期新作アニメレヴューその2■『東のエデン』をより楽しむための「たのしい知識」――『東のエデン』における政治性に関して※『東のエデン』第2話は、どうにもぼくのレヴューと被る部分のある展開が続きバツが悪い思いをしました……。 さて、第3回目である今回の新作アニメレヴューで取り上げさせていただくのは、『バスカッシュ!』と『戦国BASARA』。 まずは河森正治×サテライトという『マクロス』シリーズのタッグに加え、シリーズ構成に『機動戦艦ナデシコ』や『宇宙のステルヴィア』の監督で

    kkobayashi
    kkobayashi 2009/04/19
    パチンコ屋の投資は賛否両論だろうけど、アニメファンなんてのは面白いアニメが見れれば悪魔にだって魂売っちゃう人種だからね・・・。腐女子の「聖地巡礼」は問題多いから100% welcomeとは行かないかも
  • 『東のエデン』をより楽しむための「たのしい知識」――『東のエデン』における政治性に関して - 反=アニメ批評

    2009年春期アニメ※現在あいにく「反=アニメ批評」を展開するだけの余裕がないため、しばらくの間は、新作アニメの簡単なレヴューで済まさせていただきます。ということで、2009年春期新作アニメレヴューその2。※2009年春期新作アニメレヴューその1■『けいおん!』はなぜただの「美少女萌えアニメ」とは違うのか 〜女の子的想像力に関して さて、第2回目である今回の新作アニメレヴューで取り上げさせていただく作品は、少なからぬ人々が今期ベストアニメであることを確信してもいるだろう『東のエデン』についてです。 「押井守」の一番弟子であり、テレビアニメ版『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズの監督・シリーズ構成をつとめた「神山健治」が、再び、監督・シリーズ構成、さらには原作までをもつとめ、かつ「ノイタミナ枠初のオリジナルアニメ」でもある「Production I.G」制作作品『東のエデン』。ノイタミナ枠で

  • 『けいおん!』はなぜただの「美少女萌えアニメ」とは違うのか――女の子的想像力に関して - 反=アニメ批評

    ※現在あいにく、反=アニメ批評を展開するだけの余裕がないため、しばらくの間は、新作アニメの簡単なレヴューで済まさせていただきます。※ということで、2009年春期新作アニメレヴューその1。 今回とりあげさせていただくのは、今期アニメの中で最大の話題作でありヒット作であろう京都アニメーション制作作品『けいおん!』です。 といってももちろん、この『けいおん!』については、おそらく既に、無数のブログにおいて数多くの指摘がなされていることでしょうから、いまさら、京アニが同じく萌え4コマを原作としたアニメ『らき☆すた』との設定における類似性であるとか、部活作りという展開が『ハルヒ』第1話と、またガールズバンドというモチーフが『ハルヒ』の「ライブ・アライブ」と被っていること、さらにいえば、高い作画レベルで描かれた、どこかふとましくデザインされた女の子たちによるバンド演奏シーンが『まなびストレート』を思わ

    kkobayashi
    kkobayashi 2009/04/16
    「「女の子センスによる可愛らしさ」のテイストこそが全面に出ているように見えるところが、日常萌えアニメでは極めて珍しい。」そうかな?
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