2011年5月18日、米国の書誌情報サービスの大手Bowker社が、同社の出版情報データベースBooks in Printのデータをもとに、米国の書籍出版統計を発表しました。Bowker社のプレスリリースによると、電子書籍の普及にもかかわらず、2010年における米国の従来型の印刷図書の出版点数は、前年に比べて5%増加する見込みであるとのことです。また、新タイトル数は2009年は302,410点であったのに対し、2010年は316,480点となるとのことです。 Print isn’t dead, says Bowker’s Annual Book Production Report (Bowker 2011/5/23付けの記事) http://www.bowker.com/index.php/press-releases/633-print-isnt-dead-says-bowkers-an
電子書籍の販売ルートはKindleだけじゃない、日本製ボーイズラブ作品がGoogle eBookstoreやKoboに進出 【編集部記事】日本製コミックの翻訳出版などを手がけるDigital Manga社(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間5月25日、同社のコミック作品をGoogle社の電子書籍販売ストア「Google eBookstore」でも販売開始したことを明らかにした。 今回Google eBookstoreで発売するのは約90作品で、今月頭にAmazonで販売中止処分にあった「The Color of Love」(原題:コイノイロ、発行:大洋図書)などのボーイズラブ作品群も含まれているとのこと。 なお、Digital Manga社では、今月のAmazon社での販売中止騒ぎを受け、他にも加Kobo社の電子書籍販売ストアでも作品販売を開始するなど、マルチストア展開に戦略変更し
5月26日、株主総会および取締役会を行い、決算・役員人事を承認した。売上高は1111億1300万円(前年比5.6%減)で6年連続の減収。経常損失は6億7900万円、当期純損失は25億6200万円で3年連続の赤字となった。営業利益(損失)は未発表。 売上高の内訳は「雑誌」651億6800万円(同5.8%減)、「書籍」192億5500万円(同0.6%減)、「広告収入」141億5300万円(同4.9%減)、「その他」125億3700万円(同12.5%減)。 役員人事は広岡克己常務が専務に、桶田哲男と片寄聰の取締役2氏が常務に昇任。宮下雅之氏(制作局)と都築伸一郎氏(マルチメディア局)が新任した。
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
富士通が5月にサービスインするとしている電子書籍ストアの名称が「BooksV(ブックスブイ)」であることが分かった。同社の製品情報/サポートサイト「FMWORLD」のサブドメインに同ストアの存在を確認できる。 富士通は2011年3月、大日本印刷(DNP)と連携し、電子書籍ビジネスへの参入を発表していた。グループ会社である「ジー・サーチ」が運営する「G-Search ミッケ!」が持つビジネス分野の書籍・雑誌、白書なども加え、スタート時点で先行するほかの電子書籍ストアをしのぐ30万点以上のコンテンツラインアップで臨みたいとしている。 ストアサイトはまだオープンしていないが、東京ビッグサイトで開かれている「ワイヤレスジャパン2011」の同社ブースでは、ストアやビューワが参考展示されている。 追記 ワイヤレスジャパン2011での同社ブースの様子。コンテンツがダウンロード型ということ、XMDF/PD
米Googleが独自のモバイル決済サービスを発表するようだ。米Bloombergほか複数のメディアが5月24日(現地時間)、Googleが26日に予定しているニューヨークでのプレスイベントで発表する予定だと報道した。 同サービスはNFC(Near Field Communication)機能を利用したもので、ユーザーはショップに用意されたカードリーダー上にAndroid搭載スマートフォンをかざすことで、支払いやクーポンの利用、ポイント獲得などができるという。まずニューヨーク、サンフランシスコを含む幾つかの地域でスタートする見込み。利用できる端末は、米Sprintが販売するNexus Sになるようだ。 GoogleはAndroid 2.3(コードネーム:Gingerbread)でNFCをネイティブにサポートした。1月には同社がモバイル決済サービスを準備中であるとBloombergが報じている
アドビシステムズは5月25日、デジタルパブリッシング向けソリューション「Adobe Digital Publishing Suite」(ADPS)を利用して、大日本印刷と山と渓谷社が共同で電子雑誌の配信を開始したと発表した。 ADPSは、「Adobe InDesign CS5/5.5」と連携して、制作したコンテンツを簡単に電子書籍として発行できるソリューションを提供する。今回、大日本印刷と山と渓谷社は、女性向けアウトドア季刊誌「Hutte」(ヒュッテ)の最新号の紙版とデジタル版を発行。紙版とデジタル版の同時発行は、国内出版社では初めての事例になるという。 両社は、紙版と同時進行でデジタル版を制作する。編集会議の段階からデジタル版を想定した台割りを組み、デジタル版でのコンテンツも踏まえて取材し、同時進行で制作を進め、今回Hutte最新号のVol.3で紙版とデジタル版の両方をほぼ同時に発行した
2011年1月15日に10周年を迎えたWikipediaをUNESCOの世界遺産に登録しようという署名活動がオンラインで行われているそうです。米国のNew York Times紙が、2011年5月22付けの記事でこの動きについて報じています。記事によれば、このアイディアは2011年3月にドイツのベルリンで開催された国際会議“Wikimedia Conference 2011”で提案されたもので、Wikipedia創始者のジミー・ウェールズ(Jimmy Wales)氏の言葉によると「その反応は熱狂的だった」そうです。世界遺産に申請するにはスポンサーとなる国を探す必要があるなどといった課題はあるものの、ウェールズ氏は「この活動のひとつの狙いは、人々の関心を高め、Wikipediaが文化的なものだという意識を広めていくことだ」と述べています。 WIKIPEDIA for World Herita
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く