海外で暮らしてるって言うとすごいだのなんだの言われるけど、私からすれば日本で暮らしてる人の方がすごい というか、日本企業で働きながら日本の地域社会にコミットして生活できている人がすごい 私も一度日本企業に勤めたことあるけど、小中学校の頃嫌で嫌で仕方なかったクラスの集団生活がもっとパワーアップしたような雰囲気に耐えられなかったなあ 高校からクラスの意味が少し薄れて、大学では本当にみんな個人に干渉しないようになるのに、なんで大学出ると先祖返りしちゃうんだろう? とにかく、私に言わせればあの生活に自分を合わせられる人っていうのはすごいです 協調性があって、コミュ力が高いというか 海外は単位取ってれば細かい部分文句言われないし人付き合いもしたい人だけやれば良い、全員でなにかするとかほぼ無くて気の合う人とだけつるめば良いっていう大学みたいな生活が送れるので、こっちの方が私に合ってるなあと思いました
自分は中高生のころ岩波文庫の末尾にある岩波茂雄の(実は三木清の草なんだって)「読書子に寄す―岩波文庫発刊に際して―」が好きで好きで、何度も読み返して、「読者は自己の欲する時に自己の欲する書物を各個に自由に選択することができる。」の文に動かされ、「うおお買わなきゃ」と書店に走り、「携帯に便にして価格の低きを最主とす」の言に化されて、新たな文庫本をわざわざポケットにねじ込んだりしたものだった。 それはさておき、この「読書子に寄す―岩波文庫発刊に際して―」にせよ、○○文庫や○○新書などシリーズものの「刊行のことば」は、版元の意気込みとともに、図らずも時代を映す鏡になっていることが多い。岩波文庫なら、円本の流行と戦前の教養主義を、青版岩波新書(1949)なら敗戦後の民主化を、というように。 今回紹介するのは、1989年、バブル真っ盛りに書かれた叢書の「刊行のことば」だ。社会評論社という出版社があっ
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