3月31日に新型コロナウイルスに感染したことがわかった脚本家・俳優の宮藤官九郎(49)が、13日放送のTBSラジオ『ACTION』(月~金 後3:30)にコメントを寄せ「おかげさまで先週火曜日(7日)に退院することになりました。現在は自宅療養中ですが、いたって元気です」と報告した。 【写真】宮藤がギターを担当するロックバンド・グループ魂 宮藤は腎盂炎(じんうえん)のため、先月30日の『ACTION』を欠席。翌31日には所属する大人計画の公式サイトで「腎盂炎の治療をしておりました宮藤官九郎が、3月31日夜、同時に新型コロナウイルスに感染していることが判明致しました」と報告。腎盂炎の発熱と腰の痛みは快方に向かっており、「同時に、新型コロナウイルス感染による症状は発熱があるのみです」と現状を説明。今後の活動に関しては「改めて当ホームページにて発表させて頂きます」とした。 今月1日の『ACTION
黒澤明(1910~1998)は米アカデミー賞で名誉賞と外国語映画賞を受賞した。小津安二郎(1903~1963)は残念ながら縁がなかった。 *** 日本の二大巨匠でさえこうなのだから、韓国映画「パラサイト 半地下の家族」[監督:ポン・ジュノ(50)/配給:ビターズ・エンド]の4冠がどれだけの快挙か、改めて実感させられる。 2020年2月、第92回アカデミー賞は「パラサイト」に、作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の4部門で賞を与えた。非英語作品の作品賞受賞は史上初めてと大きく報じられた。 韓国映画の実力を世界に見せつけたわけだが、この「パラサイト」の日本での権利にテレビ東京が出資していたことをご存知だろうか。 《テレビ東京が出資した作品「パラサイト」が本アカデミー賞4冠達成。ゴーンの記者会見についで年内で2渡目の伝説に》 《テレ東は『パラサイト』に出資してるよね? エンドロールで見てちょっ
お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきお(45)が、人目に触れない場所で行った“善行”が話題だ。伊達の後輩芸人・田中光(37)が2月4日に、Twitterでこう明かした。 《事務所の洗面所のドアを開けたら、手洗い場を綺麗に拭き上げているサンドウィッチマン伊達さんがいた》と報告。続けて、《「まぁ、たまにしか事務所来ねぇからこれくらいはな。変なとこ見られちゃったなぁ」と照れ臭そうに言った。なんてかっこいい先輩なんだろう》と称賛した。 このツイートは、5日18時の時点で14.5万件の「いいね」を記録。フォロワーからも伊達を称賛するコメントが相次いだ。 《かっこ良すぎるわ。俺も真似しよう》 《本当に素晴らしい方ですね…! 素敵なエピありがとうございます》 《典型的な「人は見かけによらない」人。もともと好きだけど更に好きになりました。かっこいい…》 07年の『M-1グランプリ』で優勝し、確かな実
昨年暮れ、買い物客で賑わう商業施設「ゆめタウン佐賀」(佐賀市兵庫北)。クリスマスツリーを囲む椅子に身を委ねて眠るお年寄り。「なんで、ここに? 運動しに来よっとさ」 【地図】ゆめタウン佐賀 妻に先立たれ、75歳でタクシー運転手を辞めた江下昌隆さん(82)は連日のように自転車で通う。買い物はせず、店内を歩き、椅子に腰掛ける。時には1日過ごす。「お金もかからんし、家に一人でおるより気晴らしになるけんね」 JR佐賀駅からも、佐賀城跡からも遠いゆめタウン佐賀。引き寄せるのは買い物客ばかりではない。 日曜日、佐賀市の人口の4分の1にあたる約5万人もの人が吸い込まれる。2019年2月期、イズミ(広島市)が兵庫以西で運営するゆめタウンなど102店で来客数も売り上げもトップ。来客の約4割は佐賀市近郊以外から。東は福岡県久留米市、西は長崎県佐世保市からも訪れる。 佐世保から車で1時間40分かけて来店した田中美
30年以上に渡り、バラエティ番組の第一線で活躍し続けるタレント・勝俣州和。どんな大物タレントとも分け隔てなく絡める汎用性の高さから、“企画成立屋”の異名を誇るが、いることが当たり前すぎてしまうとその重要性が希薄にもなる。そういう意味では過小評価されているタレントと言えるだろう。そんな彼が、90年代のバラエティ業界でタブーとされてきた、とんねるず、ウッチャンナンチャン、ダウンタウンら大物芸人と分け隔てなく共演するという“免罪符”を如何にして勝ち取ったのか? じっくり話を聞いた。 【貴重写真あり】実はアイドルだった…勝俣が所属した伝説のグループCHA-CHA ■欽ちゃんからの洗礼! 週5日、毎日12時間の稽古で“1番・セカンド勝俣”を確立 ――超が付くほどのテレビっ子だった勝俣さん。一世風靡のメンバーとしてオーディションに合格後、萩本欽一プロデュースによりアイドルグループ・CHA-CHAとして
先日、松浦亜弥の代表曲「桃色片想い」がTwitterで突如、トレンド入りした。きっかけは、今月10日からスタートした深夜アニメ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(TBS系)のエンディングテーマとして、主人公・えりぴよの声優、ファイルーズあいのカバー曲が放送されたから。令和も2年目に突入した今、なぜ“あやや”なのか。「松浦亜弥伝説」が色褪せない理由、そしてその背後にある「本格派ソロアイドル待望論」とは? 【貴重写真】ハロプロ時代…ミニスカ大胆ドレスで抜群のスタイルを披露したあやや ■ソロアイドルでもヴォーカリストでも“プロ”、大物歌手からも支持された実力派 松浦亜弥のデビューは2001年、時はおりしもモーニング娘。の人気絶頂期。その総本山ハロープロジェクトからソロデビューしたわけだが、“ソロ”という形は当時ではある意味“異例”のことだった(その後、同事務所では藤本美貴や真野恵里菜、吉川友など
NHKが不測の事態を想定し、三顧の礼をもって何とか担ぎ出してきたのがあの人気脚本家だ。2022年に放映される大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の脚本を三谷幸喜(58)が執筆する。 「過去にも大河ドラマ『新選組!』『真田丸』の2作品を当てている三谷先生はNHK局内では“ヒット作請負人”との異名を取るベテラン作家です。まだ今年度の大河『麒麟がくる』ですらオンエアされていないのに気の早いことを……と思うかもしれませんが、NHKが三谷さんを登板させたということは、万が一の事態を想定しているからなんです」(事情通) ■制作幹部の待ち受け画面は「いだてん」 背景にあるのは昨年、放映された大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の歴史的惨敗だ。 「全47回の平均視聴率は関東地区で8・2%(関西地区7・1%。ビデオリサーチ調べ=以下同)と大河史上ワーストを叩き出した『いだてん』は今後、NHKの黒歴史として語
NHKは4月1日から、放送のネット同時配信と見逃し配信を実現する新サービス「NHKプラス」を開始すると発表した。利用対象者は、NHKの放送受信契約者。追加料金は発生せず、無料で利用可能だ。 【写真】報道発表された「NHKプラス」の利用方法 このサービスの開始までには、2019年末、総務省との間で若干の「さや当て」があり、多少の方向修正を経て実現された、という経緯がある。 NHKプラスは無料で提供されるサービスであるにも関わらず、「NHKはネット利用者全員から料金を徴収しようとしている。NHKプラスはその布石だ」との声も聞かれる。しかし、これは少なくとも現状、まったくの間違いだ。 なぜサービス開始までに、総務省とNHKの間では「意見の相違」が生まれたのか? また、無料サービスであるNHKプラスがなぜ「NHK・ネット課金の布石」と誤解されるのか? その理由を解説しよう。 なお、解説する前に、前
「私は、この世から消えるつもりだったんですよ……」 そう語るのは、かつてチワワとともに出演した「アイフル」のCMで一躍ブレイクした、俳優・清水章吾(76)だ。 【写真】妻によって勝手にコンテナに詰められた清水の私物 2019年12月25日発売の『週刊新潮』は、清水による、結婚以来40年にわたるDVを、ドイツ人を父に持つ画家である妻・ハルマンさん(69)と、その連れ子・絹子さん(45)の証言と写真に基づいて報じている。同日、清水は睡眠導入剤・ハルシオンを大量に摂取し、自殺を図った。 今回、一命を取り留め入院中の清水が、「『週刊新潮』の記事はまったくの嘘」と、本誌で反論する。 「まず、続報として私の自殺未遂を取り上げた『週刊新潮』(1月8日発売)では、私の自殺を『“演技” だった』と嘲笑していますが、違います。 ハルシオンを20錠飲んだと書いてありますが、実際は40錠。『それだけ飲めば死ねる』
日本球界の至宝にして、唯一無二のアスリート、ダルビッシュ有。全4回にわたる『REAL SPORTS』独占インタビューも、いよいよ今回で最終回となる。 近年、記録的な人気を博している高校野球だが、いまだ旧態依然とした体質、風習からさまざまな問題を抱えている。ダルビッシュは日本の高校野球、育成年代をどのように見ているのだろうか。そこには、野球を飛び越え日本社会全体にも通じる問題が隠れている。 (インタビュー・構成=岩本義弘[『REAL SPORTS』編集長]、撮影=浦正弘) ――日米野球界の育成について聞かせてください。1週間に500球までという日本高校野球連盟(高野連)の決定がありました。Twitterで、すでにちょっと皮肉を込めた発信もありましたが、改めて、あれを聞いた時の感想は? ダルビッシュ:高野連の人たちは、とりあえず、“やってます感”を出したいだけなんだろうなと。世間からの批判がす
2019年のM-1グランプリは、ミルクボーイの圧勝だった。 彼らが見せた漫才は強く人々を惹きつけるものだった。 警視庁23歳の美人巡査がヤクザに惚れてすべてを失うまで ただ、彼らがTVタレントとして、今後どれだけ活躍できるかは未知数であるし、受賞直後の露出をみると、去年の霜降り明星ほどの一気にスターダムにのしあがるタイプではなさそうである。 M-1グランプリは、新しいTVタレントを誕生させるが、純粋に若手漫才師のトップを決める大会でもある。今回の彼らの漫才は、すさまじくレベルの高いものだった。漫才師キャラよりも漫才そのものの印象が強い残る大会だった。 今年は、あとですべての漫才セリフを引き写しながらM-1を見直したので、いろいろ気がついたことがある。 審査員の評価から見直してみると、また別の角度から漫才を見直すことができる。 決勝ラウンドそれぞれの漫才の評価点を比べながら、2019年の審査
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