ICチップは、今から50年前の9月12日に発明されました。 テキサスインスツルメントのJack Kilbyがデモしたのが上の写真のもの。これが世界初のICです。 たった5つの部品からなる素朴なものでしたが、同時にそれは1つの半導体基盤の上に複数の回路を載せることができるというウルトラに画期的な発明でもありました。そして数千の個別部品を手動で半田づけするという時代は終焉を向かえ、複雑な電子回路を大量生産できる時代へと入っていくのです。 大きな時代の変化は静かにはじまったのですね。 [Wired] Mark Wilson(MAKI/いちる) 【関連記事】 ・ICチップ移植は動物に有害? ・RFID実験キット ・自分を見失わせてもくれないグーグルのICタグ導入計画