太陽光と風力のハイブリッド発電で電力を確保できる、可搬型・全天候型の放送用ロボットカメラをNHKが開発したそうだ(技術情報、 AV Watchの記事)。 風力発電には九州大学と共同で開発したレンズ付き風車を採用しており、従来の風車の約2.5倍の発電量が得られるという。また、発電できない状況でも約3日間の動作が可能な大容量の蓄電池を搭載。必要最低限の機能のみを動作させる省電力モードも備え、蓄電池の残量が少なくなった場合にはロボットカメラの映像を本体メモリーに蓄積し、リモートから必要な部分だけを取り出すことが可能だという。ロボットカメラは宮城県亘理町で8月29日から運用されており、今後1年程度かけて運用データを収集・解析していくそうだ。