いやしかし、前半の7分に浦和のスローインから電光石火の攻めで、興梠がDFの視界から消える見事な動きからボレーで先制点を奪った時は、これは浦和にとって余裕の試合になるかと思ってしまったよね。 鹿島はホームでの第1レグとは違って、小笠原がDFラインに吸収されず純然たる4バックにして来たので、浦和はWBが前線に上がれば数的優位を作り出す事が出来、ボールを奪われても高い位置からのゲーゲンプレッシングが機能して、前半の鹿島はほとんどまともな攻撃が出来ていなかった。 ところが40分に、これまたスローインからのサイドチェンジで、宇賀神が遠藤に対して簡単に競り負けてしまい、ファーでフリーになっていた金崎がクロスをヘディングで叩きつけて鹿島が同点に追いついた事で完全に流れが変わってしまった。 ホームだから前半に飛ばしすぎたのか、チャンピオンシップまで試合間隔が空いてしまったせいなのか、後半になると浦和の選手