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ブックマーク / d1953coldsummer.blog64.fc2.com (8)

  • トップダラー禍津が今年観た映画/2013年ベスト10&ワーストα - 1953ColdSummer

    年の瀬である。あと2日で地球が終わるなんて考えたくもないのだけれども、今年も何回も地球が終わったし、人類は滅亡した事であるし、あっ映画の話。  年末にこんな空言に戯けている間にも、皆様に於かれましてはブーブー忙殺されるがあまり頭がおかしい事になって、ラーメン屋に行き塩ラーメン一杯でドーベルマン刑事を全巻読破するまで粘ったり、そこの親父が遠回しに出て行けと詰め寄ってきて逆上、れんげで頭に一撃くれて親父をスープの出汁にした人も居るかも分からんが、2013年も終わろうといふ時にそんな気色の悪い話はやめてください。  多忙といえば今年の中頃、私も何やら駆けずり回り、三車線道路の真ん中で仰向けになって高笑いを行なうなど多忙を極めた時期もあり、また、長年愛玩していたモルモットのナム吉が天寿を全うした事もあって、少しく映画を観る段取りを付けられなかったという人情紙風船を頭に結わえ付け、ラーメン屋に行き塩

    トップダラー禍津が今年観た映画/2013年ベスト10&ワーストα - 1953ColdSummer
  • 『テッド』 わたしと親友、どっちを取るの - 1953ColdSummer

    テッド TED 2013/アメリカ/R15+ 監督:セス・マクファーレン 出演:マーク・ウォールバーグ/ミラ・クニス/他 字幕監修:町山智浩  ぼらぼらシネ・コンのエスカレーターをよろぼい上がり、売店にこれ歩を進めると、気怠げな店員にわたしは言った。 「『テッド』のパンフレットをくださいな」と。 「売り切れてますけど」  けど、じゃあねえよ、けど、じゃ。と言いかけたわたしを制したのは、その売店の店員の目、極めて無表情を装いながらも攻撃的な聖俗両件を宿した眼光と、はは、インターネットで口コミになっているからって気で『テッド』のパンフレットを買いに来る馬鹿が居らぁな、その間抜けヅラに目潰しでもくれてやろうかしらん、とでも言いたげな嘲弄を含んだ口角の曲げ方で、乃公、あっ、あっ、そうですか、としか返答できず、悔し涙に袖を濡らしながら、Facebookに「『テッド』のパンフレット売り切れていたなり

  • 新年明けましてそんなことより『KILLER JOE』(邦題『キラー・スナイパー』)は早速2013年ベスト入りしたよ! - 1953ColdSummer

    1953ColdSummer : 新年明けましてそんなことより『KILLER JOE』(邦題『キラー・スナイパー』)は早速2013年ベスト入りしたよ! KILLER JOE (邦題『キラー・スナイパー』 2013年1月11日レンタル開始予定) 2012/アメリカ NC-17 監督:ウィリアム・フリードキン 出演:マシュー・マコノヒー/エミール・ハーシュ/ジュノ・テンプル 他 原作戯曲:トレイシー・レッツ  年が明け2013年となった。何時からかすっかり迎春の概念から逸脱し自由闊達になっておる乃公などは、また歳を減るのは嫌だなぁ、くわっぱ。と病を患った河童の如き無表情で新年を迎え、社会から落魄し意固地になった哲学者の如き信念であの十文字だけは絶対言うまいと誓い餡ころをうまうま頬張るなどしておったのだが、たは、そこで来なら去年届くはずであった輸入盤が年明けに届いたのが運の尽き、餡ころ

  • 『灼熱の魂』 決して知ってはいけなかった母と双子のルーツ - 1953ColdSummer

    灼熱の魂 INCENDIES 2011/カナダ/フランス PG12 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 原作戯曲:ワジディ・ムアワッド 『INCENDIES/焼け焦げるたましい』  気(マジ)、プチ、神様、など、幾多の言葉が安っっっぽくなって久しいが、まあ、それを言っている人は気なのかも分からんし、或いは、その安っっっぽさ自体に気付いておらぬ鈍骨も居るかも知らん。注意すべきはその前後の文脈と照らし合わせる、もしくは、発言した人物の背景を鑑みなければならぬということで、実際に成果を上げた人間が「気(マジ)でやりました」などと言った場合は褒めてつかわすのが気持ちいいやり取りであるし、他人の奢りでばってら寿司をらいながら「俺は神様だ」などとほざいた人間には二度と奢らないか、その場で菩薩拳を叩き込むのが自然な流れである。  要は、適切さが問われておるのだ。  ああ辛い、辛いと人は言う。辛いんで

  • 『ゾンビハーレム』 男と女、生命の尊厳を賭けた最後の闘い! - 1953ColdSummer

    ゾンビハーレム  DOGHOUSE 2009/イギリス  監督:ジェイク・ウエスト  ユダヤの王と祀り上げられた中東の大工の息子、まあ、ジーザスマゾヒストことイエス・キリストさんのことなンですが、この人は、「神の御国では、後のものが先になり、先のものが後になる」などとたいへん意味の分からないことを言ってドヤっとシブメン決めておったそうで、そのあまりのフリーダムっぷりに信者が右往左往、現代に至るまでああだこうだと宗教やっている人たちの間で論争になっておったりして、傍迷惑なことこの上ない。  例えばどこぞの阿呆が影響されて、人気ラーメン屋の行列に割り込み、何しくさっとんじゃ、ちゃんと並ばんか、この餓鬼ゃあ、と一喝されたものの、済ました顔をして、「神の御国では、後のものが先になり、先のものが後になる」とのたまった場合、下手すれば暴行致死殺人事件に発展するなどして、起こさんでもよい揉め事が起きてし

    klaftwerk
    klaftwerk 2011/08/20
    ボンクラなら見ないといけないんだろうなあ。
  • これは本当に人間が観ていいものなのか。『A Serbian Film』 - 1953ColdSummer

    A Serbian Film (日公開未定) 2010/セルビア R18+ 監督・主演:スルジャン・スパソイエビッチ   「この世には神も仏もないのか! おおジーザス!」といった、たいへん意味の分からない口上にももはや創作物上でしかお目にかかれぬようなご時世ではあるが、まあ結論から言うと、当然のようにこの世には神も仏も居らんのであって、ワインやパンを自分の血肉に見立てさせて信者に喰らわせる変態じみた伴天連の大将の存在なども、それこそ創作物上のものに過ぎんのである。  だが、まぁ、そうと頭で理解はしていても、やはり何らかの超常的な力、大いなる意思に身を委ね、救いを求めたいという気持ちも分からんではない。かくいう自分も給料日前にはよくそうなる。  ……って、それは大宇宙の法則を、都合良く自分の意図する方向へとねじ曲げんがためのワガママであって、普段から信仰の無い者が誰に助けてもらえるのか、ま

  • その童貞力とオタク力を映画にコンバートしろ!『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』 - 1953ColdSummer

    スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団 SCOTT PILGRIM VS. THE WORLD  2011/アメリカ・イギリス・カナダ G 監督:エドガー・ライト 原作:ブライアン・リー・オマリー『スコット・ピルグリム VS ザ・ワールド』 『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』という邦題が物議を醸しているエドガー・ライトの新作。その監督作が中々日で公開されないことで有名なエドガー・ライトだが、「VS. 邪悪な元カレ軍団」というある種のキャッチーなフレーズによって集客力(主に若い女性に対する)を望めるのなら、まあいいか。という辺りが個人的な邦題に対するスタンスである。  厳密には「7人の元カレ」というのは間違いなのだけど。「元カノ」(!)も居るから。  で、邦公開に先駆けて輸入盤で『SCOTT PILGRIM VS. THE WORLD』を観た。  ファミコンテイス

  • DrasticDramatic 『サマーウォーズ』 これ誰が褒めてるの? (2009/日本 監督:細田守)

    いやぁ、当にクソつまらなかった。  何もこれは、アニメだから、アニオタが騒いでいたから、細田版『時をかける少女』で涙とザーメンを垂れ流していた童貞どもが褒めていたから、とかいう理由でひねくれて言っているわけではなく、一介の映画好きとして、脚フェチとしての観点からの感想であって、要するに主観と偏見でものを言っているので、これから書く感想に異議、異論、疑問など、つまりは文句のある人は、別に文句を言ってきてもいいけどたぶん永遠にこちらと貴方の主張は平行線のまま交わることはないであろうと予測されるので、「ボクの大好きなアニメを貶すなんて許せない! このアニメを褒めるまで文句を言い続けてやる! ムキー!」という洗脳目的の説教は何ら意味も無い虚しいものになるであろう事は記しておきますね。  製作側の都合でかなり内容が削られているとの話だが、贅肉を削いだ結果残ったものが、貧乏臭い田舎の風景に、殺意す

    klaftwerk
    klaftwerk 2010/03/14
    じゃあ、これを買わないでR.O.DのBOXセット買う
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