コラム 【特別対談 前編】越境フットボーラーに学ぶ、Jリーグ以外の生き方 Tweet 2012年05月10日18:31 Category:コラム刈部謙一 [Nacho Doce / Reuters] 去る1月に、佐藤俊氏が『越境フットボーラー』(角川書店)を上梓した。伊藤壇、中村元樹、酒井友之、星出悠という、日本ではあまり馴染みのない国でプレーする選手たちの言葉に迫り、その生き方を描き出した意欲作だ。 ヨーロッパの主要リーグでプレーする有名選手の関連書籍が書店のサッカー本コーナーを占める中、本書のカラーは極めて異色だ。誰も知らない国。誰も知らないクラブ。彼らはドロップアウトしたのか、はたまた望んだ場所を見つけたのか。4人の生き方から伝えたかったこととは何か、佐藤氏に訊いた。(聞き手:刈部謙一) ■サッカー選手の生き方は一つではない 刈部 Jリーグがスタートして20年が経ちました。20年とい