もともと大してブログを書いていなかった上に、長いブランクができてしまった。書きたい話題が無かったわけではなく、文章を書く習慣がついていないので、きっかけがないと何も書かないで時が過ぎてしまう。今回はちょっときっかけがあったのでbioRxivとプレプリントについて書いてみたい。 Science誌は毎年その年の科学のブレークスルーを選ぶ事を恒例にしている。2017年のブレークスルーとして選ばれたのは中性子星の衝突を様々な方法で観測した事だったけれど、次点として選ばれた九つの話題の中に生物学関係分野でのプレプリントサーバーの利用が入っていた。Science誌の選ぶブレークスルーについては西川伸一さんが取り上げていて、山形方人さんがプレプリントサーバーについてコメントしたのに便乗して自分もいくつかコメントをした。その後、山形方人さんも御自身のブログでプレプリントサーバーについて書いている。プレプリ
(Note: an additional FAQ relating to more in-depth submission processes can be found here) What is an unrefereed preprint? Before formal publication in a scholarly journal, scientific and medical articles are traditionally certified by “peer review.” In this process, the journal’s editors take advice from various experts—called “referees”—who have assessed the paper and may identify weaknesses in
This is a list of publishers of academic journals by their submission policies regarding the use of preprints prior to publication (example list). Publishers' policies on self-archiving (including of preprint versions) can also be found at SHERPA/RoMEO. Policies by publisher[edit] Submission of preprints is accepted by all open access journals. Over the last decade, they have been joined by most s
最近出版されたNature論文(リンク)に関して、出版過程をメモします。投稿前に形式やプレプリント公開の仕方などについて調べていたのですが、参考になるものがあまりなかったので。雑誌の公式ルールはバラバラに書かれていて相当わかりにくく、噂レベルでは「Natureは公式にはプレプリント公開OKと言ってるけど実際はハネられるよ」「そもそもwordしか受けつけないんでしょ」みたいな話もあり、やはりちゃんとした実例報告はあったほうが良いかなと。 投稿形式なんてまあどうでもよいのですが、せっかく生物系でもbioRxivなどへプレプリントを上げることが流行り始めているのに、雑誌投稿と同じ形式のものを上げている人が多く、それが古い投稿形式であるword1段組み行間空きまくりfigureとlegendバラバラなやつでは読みにくくて残念すぎるので、ぜひ変わってほしいということはあります。 [言うまでもないこと
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論文が世に出るまで 研究者のみなさんならご存知の通り、一本の論文が公開されるまでには非常な手間ひまがかかっています。投稿された論文は、まずエディターが内容をチェックし、体裁が整っているか、分野は間違っていないかなどを確認します。 パスしたものは、該当分野を専門とする研究者に送られ、査読が行われます。査読者は、データの解釈や論理展開に誤りがないか、掲載に値するだけの新規性・重要性があるか、画像やグラフなどにミスや捏造がないかを確認します。そのうえで、掲載すべきか、改訂の上で掲載を認めるか、却下するかを判断します。 論文投稿者は、査読者の要請に従って必要な改訂を行ったり、実験をしてデータを追加したり、あるいは他の雑誌に投稿し直したりといった措置を取ります。査読者との間に論戦が発生し、掲載までに年単位の時間がかかってしまうようなことも珍しくありません。 もちろん、学術論文に慎重な審査は必要ではあ
Preprints offer important benefits for the research community and complement peer-reviewed papers. For more than two decades, Nature and its sister journals have supported pre-publication sharing of manuscripts on preprint servers. Nature’s first editorial on this goes back to 1997 — although, back then, the practice was common only among physicists. By making early research findings accessible qu
現代社会においては、研究の成果が出たらいち早く公開する必要があります。学術界での競争が激化しており、助成金の獲得、ポストへの応募、キャリアアップのために、最新の研究成果を示さなければならないからです。それだけでなく、科学の進歩を加速させるためにも、研究結果をタイムリーに公開し宣伝することは必要です。これはとくに、医療関連の発展、決定、政策に影響を及ぼす生物学や医学などの分野や、進歩がきわめて速いコンピューター・サイエンスや情報技術などの分野に言えることです。研究結果をただちにシェアする必要性が高まる一方で、学術ジャーナルの出版プロセスが遅々としていることから、科学者のストレスが増し、その結果、プレプリントを利用する流れが生まれました。 プレプリントとは何か? プレプリントとは、著者が公共のサーバーにアップロードした、論文原稿(ドラフト)の最終版です。これは多くの場合、ジャーナルに投稿された
更新記録 ・ニュースレターを掲載しました。(2018/03/09) ・ドキュメントを掲載しました。(2018/03/02) ・ビデオ映像を公開しました。(2017/12/01) ・Gordon氏発表資料を追加公開しました。(2017/11/24) ・開催報告を公開しました。(2017//11/22) ・発表資料を公開しました。(2017/11/17) ・Webアンケートの受付を終了しました。(2017/11/02) ・お申込み多数により会場の定員に達しましたため,参加申込受付を終了しました。(2017/10/23) ・Gordon氏の講演タイトルと要旨を変更しました。(2017/10/17) ・参加申込受付を開始しました。(2017/10/16) ・フライヤーとプログラムを更新し,講師紹介・講演要旨を公開しました。(2017/10/16) ・ウェブページを公開しました。(2017/10/1
助成を受けた研究を〔出版後即座に〕オープンアクセス(OA)にするという、助成機関による強いイニシアティブである「プランS」の発行期限が、1年延長されました。発効期限は2021年に設定され、研究者や出版社がこの強気のプランによる変化に、自らを合わせる時間に余裕ができました。 プランSに賛同する助成機関「Coalition S」は、購読誌や部分的な購読誌を完全OA誌に転換するのにあたり、出版社に対してより柔軟性を与える用意があるとしています。また、OA出版に必要となる論文掲載料APCに対しても、当初は上限が課される予定でしたが、必ずしも上限を課さないとしています。欧州を中心とした19のプランS研究助成機関は、出版社や大学図書館、研究者などからの何百ものコメントへの対応として、このような改訂をしました。 「2020年という発効期限は、プランSに賛同し、変更を成し遂げようとする研究コミュニティや出
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