多面的なデータにもとづく除籍を支援するツール<文献紹介> Cynthia Ehret Snydera. Data-Driven Deselection: Multiple Point Data Using a Decision Support Tool in an Academic Library. Collection Management. 2014, 39(1), p. 17-31. 過去の知を未来へ伝えることを使命とする図書館にとって,それに反する行為――蔵書の除籍は避けたいものである。しかし収蔵能力には限界があり,ニーズの低い資料の管理コストはゼロではない。ラーニングコモンズのような新たなスペースへの要求も高まっている。除籍対象の選定には貸出回数や最終貸出日がよく使われるが,貸出という側面だけに依拠しては重要な資料を誤って除籍してしまうおそれがある。他館の所蔵や,昨今ではデジタル
カレントアウェアネス-E No.252 2014.01.23 E1526 新入生は大学レベルの情報探索能力をどうやって身につけるか 2013年12月4日,米国の成人の情報リテラシーに関する調査を進めているプロジェクト・インフォメーションリテラシー(Project Information Literacy: PIL)(E1359参照)が,大学1年生がどのようにして大学レベルの情報の探索,利用,発信の能力を身につけるかを調査したレポート“How Freshmen Conduct Course Research Once They Enter College”を公表した。このレポートは2012年度から2013年度にかけて実施した調査の報告と,それらに基づく提言から成っている。 まず第1部として,30校の高校,6校の大学の図書館が学生に提供している情報リソースとサービスに関するデータを収集し,高校
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