2017年6月20日のブックマーク (1件)

  • 映画『デッドマン・ウォーキング』2 - 本と映画と時々語学

    死刑制度をテーマとした『デッドマン・ウォーキング』のレビューの続きです。 タイトルは、死刑囚が刑の執行される台まで連行される時の掛け声だそうです。 死刑囚という人間 おわりに 死刑囚という人間 時に挑発的な言葉を浴びせられながらも、ヘレンはマシューと対話し、上告審が行われるよう奔走します。 過去に遺族の神経を逆なでするような発言をしたり、 ヘレンたちが彼のために手を尽くしている間に、テレビへのインタビューで人種差別主義を標榜したり、 到底真人間とは言えないマシュー。 とは言え、彼の母は死刑が執行されないことを願い、弟たちも兄としてのマシューに家族としての情愛を持っている様子が窺えます。 また、ヘレンと死刑執行を避けるための方法について話し合う時、 その合間にちょっとした雑談をするとき、 ヘレンが信仰を捧げるキリスト教について話す時、 マシューは一人の人間としての一面を見せています。 しかし

    映画『デッドマン・ウォーキング』2 - 本と映画と時々語学