2020年8月5日のブックマーク (2件)

  • 映画『羅生門』 - 本と映画と時々語学

    白黒映画史上屈指の映像美と、人間のエゴを浮き彫りにする脚が国際的な注目を浴びた黒澤明監督作品のレビューです。 今は亡き三船敏郎さんの名演も特筆すべき特徴です。 ネタバレしながらお送りします。 あらすじ 映像の美しさ 脚の妙 おわりに あらすじ 疫病や戦乱、天災で町も人心も荒廃した、平安時代の京の都。 朽ち果てた羅生門で雨宿りをする下人は、居合わせた杣売りと旅法師から奇妙な話を聞かされる。 山中で武士・金沢の遺体を発見した杣売りは、検非違使に届け出た。 金沢がの真砂といるところを見かけた旅法師もまた、検非違使に事情を訊かれる。 調べの結果、金沢は盗賊の多襄丸に騙され、を目の前で犯された上に殺されたと判明した。 だが、ことの顛末は誰の目から語られたかによって全く違う様相を見せ始める。 映像の美しさ モノクロ写真を見るのが好きな方は、この映画の美しさも余すところなく堪能できると思います。

    映画『羅生門』 - 本と映画と時々語学
    kleinenina
    kleinenina 2020/08/05
    id:wakaru-web さん 描かれるべき本質をあまりに早く形にして世に出し切った名作という感じがしますね。黒澤作品、これからも観続けたいと思います。
  • 映画『gifted/ギフテッド』 - 本と映画と時々語学

    大好きな映画だけど複雑すぎてなかなかレビューを書けなかった一作です。 天才的な頭脳を持って生まれた女の子と、彼女にとってベストな環境を探る叔父の絆に考えさせられる作品です。 ネタバレでお送りします。 あらすじ 天才的な子どもということ イヴリンの執着とダイアン ダイアンのメッセージ メアリーにとっての最適解 おわりに あらすじ 7歳のメアリー・アドラーは叔父のフランクとフロリダの長閑な町で暮らしている。 メアリーの母ダイアンは天才的な数学者だったが、若くして自ら命を絶ってしまったため、以来フランクが育てている。 入学した小学校で、ダイアン譲りの数学の才能があることを見抜かれ、特異な才能を持った子ども向けの私立校へ転校を勧められるメアリー。 しかし、メアリーを普通の子どもと同じように育てたいフランクは提案を断る。 そこへ、フランクの母イヴリンがやってきて私立校への転校を強硬に勧める。 彼女は

    映画『gifted/ギフテッド』 - 本と映画と時々語学
    kleinenina
    kleinenina 2020/08/05
    id:mata1 さん>是非ご覧になってみてください!優しい涙に浸れる良作です。 id:funyadaさん>イヴリンのキャラは一貫しているだけに、観てて苛々するほどリアリティがありました。フランクとの振舞いの対比も鮮烈で。