緊急フォーラム「マグネティック・テープ・アラート:膨大な磁気テープの映画遺産を失う前にできること」ビデオテープで撮られた多くの映画を失いかねない危機への警鐘を鳴らす緊急フォーラム「マグネティック・テープ・アラート:膨大な磁気テープの映画遺産を失う前にできること」が10月16日、国立映画アーカイブ(長瀬記念ホール OZU)で開催されることがわかった。ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」(10月27日)の記念特別イベントとなっており、ビデオレクチャー、トークイベントなどが行われる。 フィルムからデジタルへの緩やかな移行期といえるこの50年間は、磁気テープの時代でもあった。プロの映画人からアマチュアまで無数の人々が、映画はもちろん、地域や職場、家庭で多様な記録映像を生み出してきた。だが、ユネスコはこのような警告を発している。それらの膨大なビデオ、オーディオテープの映像や音は、2025年までにデジタルフ