Linux上でWebサーバーを運営している場合、PHPやMariaDBといったミドルウェアの定期的な更新は、セキュリティ対策として必須の作業の一つです。 そこでここではRedHat系Linuxで稼働しているWebサーバー(Nginx)を例に、PHPやMariaDBといったミドルウェアをアップデート(更新)する手順を紹介します。 MariaDBのアップデート以下で紹介しているアップデート手順は、MariaDBをバージョン5系から10系にアップデートした際の手順ですが、同系のバージョンアップもおおむね同じ手順で実施できます。 repoファイルの作成まず、以下のサイトへアクセスして、自分のプラットフォーム応じたリポジトリ情報を生成します。 MariaDB - repository generator つぎに、Linuxにログインして生成したリポジトリ情報をrepoファイルとして、所定の場所「/e