年末に契約が終了するこのドイツ人は、TF107のドライビングにおいて、チームメイトのヤルノ・トゥルーリのペースに追いつくのに苦労している。 しかし来シーズンはトヨタにも他チームにもシートがないだろうという噂にも関わらず、シューマッハは早期引退の意向はないと主張している。 ドイツの放送局RTLは今週、トヨタは2008年以降トゥルーリのチームメイトとして日本の佐藤琢磨に目をつけていると報じた。 ラルフはdpa通信社に対して、彼のマネージャーのハンス・マールが夏の間にトヨタチームの担当者と契約交渉をする予定だと語った。 彼は「時間的なプレッシャーはない。来シーズンも間違いなくF1に残るよ」と主張した。シューマッハは、兄のミハエルの後を追って引退生活に入るなどとは「考えたこともない」と述べている。 今年のトヨタにおける問題に関する噂について、ラルフはその原因は「マシン」と「不運」にあるとしている。