25日夜、佐賀県唐津市のJR唐津駅で、線路に転落した男性が回送電車にひかれ、左足を切断する大けがをしました。 男性は倒れたまま気付かれず、およそ5時間半後に自分で助けを求めたということで、警察は、詳しい状況などを調べています。 26日午前4時すぎ、男性から「JR唐津駅のホームで左足を切断しているので、救急車をお願いします」と消防に連絡がありました。 消防が駆けつけたところ、回送電車が停車していたホームの下の線路脇で、男性が左足のひざの下を切断する大けがをして倒れているのが見つかりました。 男性は、佐賀市の50代の公務員で、夕方、唐津市内で飲酒を伴う食事をしたあと、唐津駅で列車を待っていて誤ってホームから転落したとみられ、午後10時28分に駅に到着した回送電車にひかれたということです。 男性は、事故からおよそ5時間半にわたって意識がなかったとみられていますが、命に別状はないということです。