バルスのことなんですけど。 大多数のネットユーザー諸兄はご存知かと思うが、バルスは『天空の城ラピュタ』における“滅びの言葉”である。劇中ラストシーンにおいて、家伝の飛行石を手にしたシータとパズーが「バルス!」と叫ぶと、なんか飛行石がやたら光ってムスカさんが目が目が星人になったりラピュタがぶっ壊れたり、いろいろとエラいことになる。 “バルス=滅びの言葉”という図式の定着度・認知度はWeb上では恐ろしいほどであり、『ラピュタ』放映時には実況板が「バルス!」の書き込みとAAで埋め尽くされるという。 まず考えなくてはいけないのは、このバルスという命令は一体何のために用意されたAPIなのかということである。 ラピュタは人工物なので、当然設計者や開発者がいたはずである。そして彼らは、管理権限キーっぽい小さな飛行石に、複数のコマンドを用意している。“困った時のおまじない”であるとか、“滅びの言葉”がそれ