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ブックマーク / shinkaimakoto.jp (2)

  • Other voices-遠い声- » 解説:「言の葉の庭」におけるセルの塗り分け表現

    いよいよ「言の葉の庭」の予告篇が公開されました。映像が美しいと言ってくださっている方もいてとても嬉しいのですが、具体的にどう綺麗なのかはあまり言及していただけませんので、自分で解説することにしました(笑)。「言の葉の庭」では環境光を意識した光の回り込み(反射色)をキャラクターに描き込んであるカットが多くあります。他にもビジュアル的な見所はいつくかありますが、今回はこの反射色を解説します。 画像中で解説している通りですが(クリックで大きくなります)、一般的なアニメーションでの塗り分け(ノーマル色、1号影)に加え、反射色の塗り分けを加えていること、更にそれぞれの色に沿って輪郭線にも色を付けていることが「言の葉の庭」の絵作りの特徴的な部分です。 これらはコンポジット時の自動処理ではなく、全てレイアウト・原画時に手作業で設計しペイント時に反映させます。技術的に特に難しいことをやっているわけではあり

    kmagami
    kmagami 2013/02/23
    興味深い。
  • Other voices-遠い声- » 「言の葉の庭」

    初めて「恋」の物語を作っている。すくなくとも自分の過去作では描いてこなかった感情を、作ではアニメーション映画の中に込めたいと思っている。企画を立ち上げる時に思い出していたのは、例えば次のようなことだ。 この世界には文字よりも前にまず───当たり前のことだけれど、話し言葉があった。文字を持たなかった時代の日語は「大和言葉」とも呼ばれ、万葉の時代、日人は大陸から持ち込んだ漢字を自分たちの言葉である大和言葉の発音に次々に当てはめていった。たとえば「春」は「波流」などと書いたし、「菫(すみれ)」は「須美礼」と書いたりした。現在の「春」や「菫」という文字に固定される前の、活き活きとした絵画性とも言えるような情景がその表記には宿っている。 そして、「恋」は「孤悲」と書いた。孤独に悲しい。七百年代の万葉人たち───遠い我々の祖先───が、恋という現象に何を見ていたかがよく分かる。ちなみに「恋愛」は

    kmagami
    kmagami 2012/12/24
    「孤非」ってのは孤独にあらずってことかしら?
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