はじめに BEAMSの創業40周年記念のプロジェクト「TOKYO CULTURE STORY」の第一弾で公開された『TOKYO CULTURE STORY 今夜はブギー・バック(smooth rap)』。すでに多くの人たちが話題にしているように、素人目にもわかるほど大変な手間をかけて撮られたであろう、素晴らしい作品だ。 1976年から2016年までのファッションとカルチャーをなぞった衣装や小道具・セットももちろん凄いが、何より印象的なのが、豪華なミュージシャンたちによって代わる代わる演奏・歌唱される「今夜はブギー・バック」(以下「ブギーバック」)の圧巻ぶり。 参加ミュージシャンは総勢17組で15ジャンル。それぞれの時代とジャンルを象徴するアレンジでブギーバックを披露している。 以下、BEAMSのプレスリリースより引用。 1970年代: 南佳孝 [シティ・ポップ] / 戸川純 [ニューウェー