【解説 2024年問題】建設業でも2024年から『時間外労働上限規制』スタート。「改正労働基準法」適用で働き方はどう変わる!? 働き方改革 スマホ測量 LiDAR instagram キツイ・キタナイ・キケン。いわゆる3Kのイメージで語られがちな土木・建設業だが、このうちの一つ、"キツイ"のイメージが、2024年4月1日から大きく変わるかもしれない。 土木・建設業など一部事業・業務に与えられていた、改正労働基準法(以下、改正法)の施行の猶予期間が2024年3月末で終了し、ほかの業界と同様、罰則付き時間外労働の上限規制がスタートするからだ。 改正法の施行により、建設業でも時間外労働の上限は「45時間、年360時間」が原則で、特別な事情がある場合でも「年間720時間以内、複数月(2〜6カ月)で平均80時間、単月100時間未満」となり、違反した使用者には懲役または罰金が科せられることになる。 現