子どもを育てていた当時、川崎市の公立中学校には給食がなかったので、お弁当を作ってから電車で国会に通った。子どもがお弁当を忘れていった時には、中学校まで走ってお弁当を届け、また家に帰って慌てて国会に駆けつけるということもあった。議員になろうと立候補を決意したのは、娘が小学校を卒業する時だった。ようやく決意ができた。 子どもがいたら楽しいだろうなあと思い、妊娠し、出産。弁護士をしながら、ドタバタ子育てをしてきた。もう少しで示談が成立するという時に、トイレに行き、腕時計を見る。保育園のお迎えの時間と示談が成立するのと時間との競争だ。今日成立しなければ、またゼロからやり直し。成立しないかもしれない。だから今頑張らないといけないのだが、なかなか決まらない。保育園のお迎えがまたまた遅くなってしまう。保育園のお迎えと競争しながら、時に神経が焼き切れるような思いをしながら子育てをしてきた。 夫は、料理を作
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