ブックマーク / rollingstonejapan.com (10)

  • スクエアプッシャーの音楽革命を総括 IDM〜ドリルン〜ジャズを横断する鬼才の「集大成」とは? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    スクエアプッシャー(Squarepusher)が最新アルバム『Dostrotime』を3月1日(金)に世界同時リリースする。電子音楽/IDMシーンの先鋭に立ち続ける鬼才の歩みと最新モードを、和田信一郎(s.h.i.)に解説してもらった。 スクエアプッシャーの最新アルバム『Dostrotime』はサブスク配信されない。トム・ジェンキンソン自身の言によれば、その理由は以下のようなものである。 ◎時間とお金をかけてレコードを手に入れることで、その内容への関心が増すのではないか。 ◎比例モデルで収入を計算するストリーミングサービスでは、あるアーティストの収入が他のアーティストの収入に影響されるので、リスナーの注目を集めるための気の滅入る競争にさらに邪悪な側面が加わる。 ◎エクスペリメンタルな音楽は、人々に似たような音楽を聴くよう促すストリーミングのフォーマットと相性が悪い。 ◎キャリアを継続するた

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    kmttr 2024/03/01
  • ルイス・コール×長谷川白紙 フジロックで実現した夢のブレインフィーダー対談 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    フジロック開催直前の7月25日、長谷川白紙とブレインフィーダー(Brainfeeder:フライング・ロータス率いる、現代ポピュラー音楽を代表する先鋭的レーベル)の契約が発表された。そこで公開された新曲「口の花火」は各方面に衝撃を与え、フジロック2日目(7月29日)深夜のパフォーマンスも、初見の観客まで巻き込んで圧倒的な盛り上がりをみせた。ルイス・コール(Louis Cole)はその直前にWHITE STAGEのトリとして出演。こちらもビッグバンド編成による素晴らしいステージを披露した。 レーベルメイトとなった2人による今回の対談は、同日の夕方、フジロック現地にて行われたもの。お互いの音楽についての印象、「口の花火」にベーシストとして参加したサム・ウィルクス、ジェームス・ブラウンをはじめとした共通の影響源、タイムレスな音楽を作るために必要なことなど、非常に興味深い話を聞くことができた。5月末

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    kmttr 2023/08/05
  • 吉田豪が選ぶ2022年の年間ベストソング | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    Rolling Stone Japanでは昨年と一昨年と3年前と4年前に引き続き、プロインタビュアー・吉田豪氏に2022年のベストソングを挙げてもらった。 半年遅れの2022年ベスト紹介です! 毎年正月ぐらいにアップしていたんですが、今回は単行の作業とかいろんなものが重なった結果、気がついたらもう7月! なので、もともと年間ベストソング10曲を選ぶ企画だったのを前回から勝手にベスト20へと変更したわけなんですが、今年はせっかくだからベスト25まで掲載! 原稿料は据え置きのまま大増量でお届けします! 【プレイリストを聞く】吉田豪が選ぶ2022年の年間ベストソング 1. 尾藤イサオ「あしたのジョーRAP」 これ、正確には2021年11月22日リリースで22年の作品じゃないからギリギリ対象外なんですが、ボクが今年1月末にJ-WAVEの番組でオンエアするまでほとんど誰も存在に気付いてなかった(も

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    kmttr 2023/07/07
  • 吉田豪が選ぶ2021年の年間ベストソング | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    Rolling Stone Japanでは昨年と一昨年と3年前に引き続き、プロインタビュアー・吉田豪氏に2021年のベストソングを挙げてもらった。 毎年、「ギャラ以上に手間がかかりすぎる」とボヤいてる気がするこの企画なんですが、なぜか今回は例年以上に時間がかかって選曲が全然終わらない! 着手してからすでに1週間以上経ってるけど、いい曲を10曲しか選べないってルールがそもそも間違ってるでしょ!……ということで編集サイドに何の連絡も入れないまま、あえてベスト20にしてみました(その結果、手間も倍に)。 1. 花譜×大森靖子「イマジナリーフレンド」 毎年のように大森さん関連楽曲が上位にい込む、このランキング。2020年もボクがいちばん聴いたのは、大森さんによるバーチャル・シンガー花譜(世界が違うから全然知らなかったけど、現時点でTwitterのフォロワー数は18.4万人!)への提供曲でした。そ

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    kmttr 2022/01/10
  • 80年代のUK音楽シーン最先端を目撃した、日本人フォトジャーナリストの知られざる物語 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    ニュー・エイジ・ステッパーズ、エイドリアン・シャーウッドとアリ・アップ(Photo by Kishi Yamamoto) 2021年3月、ジャイルス・ピーターソンとブルーイのプロジェクト「STR4TA」(ストラータ)がアルバム『Aspects』を発表したのをきっかけに、イギリスで70年代末〜80年代初頭に起こったブリットファンクの再評価が進んだ。そのタイミングで僕が行った両者へのインタビューにも多くの反響があった。個人的にも数年前からUK音楽史のリサーチを進めており、その流れでブリットファンクやその周辺の音楽への関心を深めていたので、ジャイルスとブルーイにいろんな疑問をぶつけることができたのは大きな収穫だった。 【画像を見る】日人フォトジャーナリスト、キシ・ヤマモトが捉えた80年代UKの貴重写真 それらの対話を経て、僕は二人から得た情報も踏まえつつ、UKの音楽について引き続き調べていた。

    80年代のUK音楽シーン最先端を目撃した、日本人フォトジャーナリストの知られざる物語 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
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    kmttr 2021/12/30
  • スクエアプッシャーの超ベーシスト論 ジャコからメタリカまで影響源も大いに語る | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    スクエアプッシャーことトム・ジェンキンソンのデビュー作『Feed Me Weird Things』がリリース25周年を迎えた。1996年にエイフェックス・ツインことリチャード・D・ジェイムスによるレーベル、Rephlexよりリリースされた作は革新的だった。高速で複雑なドラムンベースのビートに耳を奪われるが、そこに生演奏のエレクトリック・ベースを併せたサウンドは今でも唯一無二だ。 ここでのトム・ジェンキンソン自身のベーシストとしての存在感はすさまじいものがある。単純にテクニックが尋常ではないのだ。それがビートとオーガニックに組み合わされている。スクエアプッシャーの作品を改めて聴き直してみると、ループのビートの上で即興演奏しているレイヤー的な作りではなく、それぞれの楽器が有機的に絡み合っていて、セッション的な作りになっている。恐ろしいことにそれはデビュー作の時点で完成されていた。今から25年

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    kmttr 2021/06/08
  • フィル・スペクターが81歳で死去 「ウォール・オブ・サウンド」を発明したプロデューサー | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    「ウォール・オブ・サウンド」の生みの親として知られ、1960年代初頭のポピュラー音楽の録音方法に革命を起こしたプロデューサー、フィル・スペクターが80歳で亡くなった。 ●【画像を見る】殺人罪で服役中だったフィル・スペクター、逮捕後の写真と殺害された女優ラナ・クラークソン 彼のスタジオでの功績は画期的なものだったが、2003年に自宅で女優のラナ・クラークソンを射殺した容疑で逮捕。2009年に第2級殺人罪で禁固19年の有罪判決を受けて収監されており、その功績は影を潜めていた。 スペクターの死は、カリフォルニア州矯正リハビリテーション局によって確認された。カリフォルニア州の医療施設に収容されていたフィル・スペクターは、2021年1月16日(土)午後6時35分に、外部の病院で自然死を宣告された。彼の正式な死因は、サンホアキン郡保安官事務所の検死官によって決定される。 フィル・スペクター(名:ハー

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    kmttr 2021/01/18
  • フライング・ロータスを変えた音楽学習「クレイジーなものを作るには基礎が必要だ」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    来日間近のフライング・ロータスに電話インタビューを実施。9月26日に東京・新木場スタジオコーストで一夜限りの3Dライブ(チケットは完売、ルイス・コールのサプライズ出演も決定)を開催する彼が、今年5月に発表したニューアルバム『FLAMAGRA』やステージの展望などについて語ってくれた。聞き手は『Jazz The New Chapter』シリーズで知られるジャズ評論家で、『FLAMAGRA』の日盤ライナーノーツにも携わった柳樂光隆。 スティーヴ・エリソンことフライング・ロータスの『Flamagra』を聴いた時、前作『You’re Dead!』とあまりにも別物のサウンドに驚いてしまった。前作ではサンダーキャットやカマシ・ワシントンといったジャズミュージシャンの生演奏を素材のように扱い、それらを大胆にエディットしてミックスすることで斬新なサウンドを生み出していたのだが、今作では前作に引き続き参加

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    kmttr 2019/09/22
  • 日本のシティ・ポップは、なぜ世界中のリスナーを虜にしているのか? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    70~80年代に発表された日のポップスが、海外で大きな注目を集めるようになって久しい。かつて国内を席巻した、煌びやかで非現実的な音楽は、丹念に作り込まれたストリーミング世代のポップスとも共鳴している。この現象を米ローリングストーン誌はどのように捉えているのか? 関係者の証言も交えつつ、アメリカ側の視点からシティ・ポップ再評価の真相に迫った。 日のタワーレコードでCDの山を前にしていたAndy Cabicは、ふと予感めいたものを感じた。フォークロックのバンドVetiverのフロントマンであり、2000年代半ばにはデヴェンドラ・バンハートと共にツアーを回ったこともある彼は、山下達郎やシュガーベイブ、はっぴいえんど等を取り上げたコーナーの前で足を止めた。数時間にわたってそれらの作品を試聴した彼は、新鮮でありながらどこか懐かしいその音楽の虜となった。当時アメリカで流行していたソフトロックやAO

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    kmttr 2019/08/13
  • ディープな黒人音楽ファンのつもりが、ただのサブカルくそ野郎とバレてしまった夜 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    NYCでもLAでも、毎晩どこかしらでオープンマイクが開かれてるくらいポピュラーなイベント。ラップオンリーからハードロック系やフォーク系までハコごとに傾向があるので、下調べが結構重要。(Photo by Gen Karaki) 音大は出たものの、あてどないドサ回りに明け暮れる元編集者の中年ミュージシャン。そんな彼がアメリカまで来て直面したのは、現地感覚とはかけ離れた自分の音楽遍歴で……。 ※この記事は昨年9月25日発売の『Rolling Stone JAPAN vol.04』内、「フロム・ジェントラル・パーク」に掲載されたものです。 なんだかダメっぷりを晒してばかりのこの連載、今回も明確なしくじり話でして、そこそこ時間が経って傷が癒えてきたので書きますけど、仕事クビになりましてね。正確にはクビ以前っていうか、試用段階でサヨナラって話なんですけど。 どんな仕事かというと、オープンマイクのハウス

    ディープな黒人音楽ファンのつもりが、ただのサブカルくそ野郎とバレてしまった夜 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
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    kmttr 2019/02/19
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