今から2万年ほど前…というと想像もつかない大昔ですが、 そんな大昔の古い時代、フランス南西部のヴェセール渓谷になるラスコー洞窟に、壮大な壁画が描かれました。 皆さんも一度は、社会の教科書などで目にしたことがあると思います。 色彩の豊かさや描画の技法、躍動感あふれる動物画など、壁画が素晴らしいことから、今では世界遺産となったラスコー洞窟の壁画。実物の洞窟は今では閉鎖されてしまいましたが、その壁画を再現した実物大の洞窟展示やラスコー洞窟の全貌の紹介などが見れる、ラスコー展「クロマニョン人が見た世界」が7月11日から始まります。 ラスコー洞窟の壁画を描いたクロマニョン人 ラスコー洞窟の壁画を描いたのはクロマニョン人だと言われています。 クロマニョン人とは、南フランスで発見された人類化石につけられました。 クロマニョン人というと、骨格が頑丈な点から現代人と身体的特徴が似ており、 コーカソイドの直接