連載企画【エッジーなエレクトロニック・サウンドを求めて】。この連載では、エレクトロニック・ミュージックシーンの先端で刺激的なサウンドを探求するアーティストにインタビューし、そのサウンド作りの心得やテクニックを明らかにしていく。 第5回目のインタビューはPuhyuneco。2017年より作曲活動を開始し、同年8月31日(初音ミク誕生から10周年)にアップロードされた「アイドル」が注目される。また、音楽ナタリーが掲載した「マイベストトラック2020 vol.2 トラックメイカー編」にて、アーティストのworld’s end girlfriendが「akane」を選出したことも話題となった。 美麗なメロディを解体するボーカルチョップや不協和音の交じるコーラスワーク、ブレイクビーツやビットクラッシュなどの壊れた音像を駆使した異形のソング・ライティングに、これまで多くのリスナーが圧倒されてきた。今回
![Puhyunecoインタビュー 継ぎ接ぎのサウンド・スケープで歌う異形の初音ミク――「ポスト・ボカロ音楽」の作り手](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5520c4be2b5207537bf0164792c6d83d5078601f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fd2ql85bgiocai1.cloudfront.net%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F01%2Fpuhyuneco.png)