富士山に学校行事で登っていた静岡市の小学生8人が下山中に相次いで登山道から外れ、一時、行方が分からなくなりました。その後8人は無事保護され、けがはありませんでした。 1日午後3時20分ごろ、富士山に登っていた静岡市駿河区にある西豊田小学校の5年生の児童から「道に迷って今いる場所が分からない」と警察に携帯電話で通報がありました。 警察と消防が捜索したところ、およそ1時間後に御殿場市の御殿庭入り口付近で児童4人が見つかり、学校が改めて点呼をとったところ、ほかにも4人がいなくなっているのが分かったということです。 ほかの4人も、およそ1時間後に別の場所で見つかり、警察によりますと8人は会話もでき、けがはないということです。 学校によりますと、登山には5年生151人が学校行事として参加し、当時は列を作って下山していたということです。 警察がルートを外れた理由や教員の引率状況などを調べています。
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