「嫌な記憶が消える新薬が見つかった!」(New drug reduces negative memory)ってな記事が出てまして。なんでも、スイスの研究チームが遺伝子解析で「ネガティブな記憶」に関係する遺伝子を推定。 この遺伝子に影響を与える薬物を投与したところ、見事にネガティブな記憶を忘れやすくなったんだそうな。ちなみに、ポジティブな記憶に対しては何の影響も出なかったとか。 で、この効果を持つ夢のクスリが「ジフェンヒドラミン」。 どっかで聞いたことあるなーと思ったら、睡眠導入剤として有名な「ドリエル」の主成分でした。 よっしゃ。仕事でミスしたときのために、さっそく「ドリエル」を買いにいくか! と思いましたが、さらに調べてみたら同じ成分がさらに多く入ってて安い「レスタミン」なる商品が。 こちらはアレルギー鼻炎とかに効くクスリみたい。ドリエルより断然安いので、嫌な記憶を消す目的で買うならこっ
オリバー・バークマンの書籍『解毒(The Antidote)』に出てくる「自己啓発本によくあるデタラメ4選」が面白かったのでメモ。いずれも科学的にきっちり否定されたネタばかりなんで、もし今後は本の中で見かけても無視しましょう(笑)。 ・デタラメ1 怒りは発散すべし なぜデタラメなのか? 「怒ったら叫ぶなり枕を殴るなりして怒りを発散させよう!」などと言いますが、これは完全に逆効果。アイオワ州立大の研究によれば、感情の発散は怒りを呼び戻すだけで、かえってフラストレーションが溜まっちゃう。 代わりにどうすればいいのか? 研究にあたったブラッド・ブッシュマン教授いわく、「怒りを発散するよりも紛らわせることを考えた方がよい」とのこと。コメディ映画や音楽で気分を変えて、怒りが自然に消えていくのを待つほうが、結局は精神衛生にいいらしい。ちなみに、怒ったときに運動で感情を発散するのもNG。体を動かしたいと
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