キキョウの花(雄性先熟の雌花期 ) 雄性先熟の雄花期(雌花の柱頭がまだ開いていない) つぼみ 花の形 白い花もある キキョウ(桔梗、Platycodon grandiflorus)は、キキョウ科の多年生草本植物。山野の日当たりの良い所に育つ。日本全土、朝鮮半島、中国、東シベリアに分布する。 根は太く、黄白色。草丈は50-100cm程度[1]。葉は一般には互生で先は尖っており縁に鋸歯がある[1]。下面はやや白みがかっている。 秋の季語であり、また秋の七草の一つであるが、実際の開花時期は六月中旬の梅雨頃から始まり、夏を通じて初秋の九月頃までである。つぼみが徐々に緑から青紫にかわり裂けて星型の花を咲かせる。雌雄同花だが雄性先熟であり、まず雄しべが成熟して花粉が出て(雄花期)、その後に雌しべが開き柱頭が受粉可能になる(雌花期)[1]。これは他家受粉の可能性を高めるための仕組みで、キキョウは雄性先熟