J1仙台は宮崎県延岡市でのキャンプ第7日の14日、西階陸上競技場で、J2草津と45分間を3回の練習試合を行った。1回目が2-0、2回目は4-1、3回目は1-2の合計7-3で勝利した。 序盤から前線で積極的にボールを奪う戦術が機能した。1回目は終始相手陣内で攻撃を組み立て、ハンドやファウルのミスを誘ってPKを獲得。これをFWウイルソンやMF太田吉彰が決めて先行した。 2回目も格の違いを見せた。FW赤嶺真吾がこの日チーム三つ目となるPKを得ると、太田が2点目を決めた。その後はFW柳沢敦や途中出場のMF奥埜博亮らが得点を重ねた。 3回目は途中から練習生2人を入れた布陣になったこともあり、FKなどで失点。手倉森誠監督は「大味な試合になってしまったのは残念。3回目の途中まではボールスピードや攻守の切り替え、コンパクトさを保つことができていた」と課題と手応えを同時に感じていた。 <柳沢、今季初ゴ