6日に開業する予定の仙台市の地下鉄東西線で、5日午後、試乗会の最中に運行管理のシステムにトラブルがあり、列車が最寄りの駅に緊急停止しました。仙台市交通局は、6日に予定どおり開業することを目指してトラブルの原因を調べています。 トラブルがあったのは仙台市内の車両基地にある総合指令所のシステムで、仙台市交通局が詳しい原因を調べています。 地下鉄東西線では5日、記念の式典が開かれ、およそ400人が試乗会に参加し、国際センター駅から5本の列車に順次、乗車していました。 最初の列車の運行が始まっておよそ20分後に、指令所からトラブルのため最寄りの駅に停止するよう各列車に指示があったということで、試乗会は参加者が駅に降りたあと中止されました。 仙台市交通局は6日に予定どおり開業することを目指すとしていて、市交通局鉄道管理部の馬目幸弘部長は、「開業の直前にこのようなことになり、大変申し訳ない。原因を究明