「ドバイターフ・UAE・G1」(25日、メイダン競馬場) 連覇を狙ったリアルスティールが鼻出血のため直前に回避した一戦。昨年の秋華賞馬で元大リーガーの“大魔神”こと佐々木主浩氏が所有するヴィブロス(牝4歳、栗東・友道康夫厩舎)が外から差し切って、見事に勝利を収めた。 1着賞金は何と360万米ドルで日本円にして約4億円!まさに“持ってる”オーナーの強運ぶりがドバイの地でも存分に発揮された形だ。「野球よりもこっちの方が緊張した。野球の方が楽。(友道)先生の夢でもあったし、うれしいですね」と大興奮。「今後はとりあえずゆっくりさせたい」と愛馬をねぎらった。 友道康夫調教師は11月3、4日にデルマー競馬場で行われるブリーダーズCデーのBCフィリー&メアターフ・米G1への参戦を示唆。秋にはオーナーが活躍したアメリカでのG1制覇を狙う。 提供:デイリースポーツ