「知ったかぶりな戦術論を軽く吹っ飛ばす、にっくきアイツがやって来た」J1 2ndステージ第6節 アビスパ福岡-ベガルタ仙台 ここまで年間順位が9位と大健闘しているベガルタ仙台と、最下位の降格圏に沈んでしまっているアビスパ福岡の試合。 5月の1stステージでの対戦ではホームの仙台が福岡に2-0で完勝していたように、両チームの実力差は試合を見てすぐに分かってしまったのだが、ベガルタ仙台が夏場に調子を落とすのは良く知られた話であり、やはりこの試合でも平均気温の温度差が8度もある福岡の気候に仙台は飲み込まれてしまった。 最近のJリーグでは、前に見た大宮の渋谷監督などモダンなゾーン・ディフェンスを駆使する若手監督が台頭していると書いているが、仙台の渡邉晋監督も非常にモダンでアグレッシブな戦術を取っていて感心させられた。 フォーメーション的にはオーソドックスな4-4-2だが、ボランチの一角が降りて来て