ベガルタ仙台 ACL初挑戦の仙台、初戦ブリーラム・ユナイテッド戦がいよいよ間近に迫った。 仙台は1月20日より1カ月間、鹿児島・宮崎でキャンプを行った。キャンプ中は今までの堅守速攻、高い位置からプレスをかける戦術に加え、パスで相手を崩す形にトライ。負傷者が多かったことと、主力メンバーを固めなかったこともあり、キャンプ中の練習試合で勝利した相手は2月上旬の大学やアマチュアチームと、J1大分くらいだったが、ボールを支配する時間は昨年以上に長くなり、よりバリエーション豊かな攻撃が期待できそうだ。ACLを想定した蔚山現代との練習試合も多くの時間ボールを保持し、大卒3年目の武藤が動きにキレを見せ、高卒2年目の藤村もアシストを決めるなど、若手の底上げもあり、選手層は確実に厚くなっている。 不安要素は負傷者。長期離脱の上本に加え、鎌田はまだ一部別メニュー、菅井も別メニューとディフェンスラインに負傷