漫画家の瀧波ユカリさんが、まず気づいたのは“声”だった。X(旧Twitter)に、こう投稿している。 〈開始5秒で泣きそうになった。ヒロインの声がすごくいい。毎日楽しみになりそう。 #虎に翼〉 ――2024年4月1日 瀧波さんには『臨死!! 江古田ちゃん』や『わたしたちは無痛恋愛がしたい ~鍵垢女子と星屑男子とフェミおじさん~』(ともに講談社)の作品があり、数々の魅力ある登場人物を生み出してきた。そんな瀧波さんが、寅子の“声”のどんなところに心惹かれたのだろうか。
2月13日に発表された10日~12日 の全国動員集計(興行通信社調べ)によると10位にランクイン。ミニシアター系にもかかわらず多くの人が劇場に足を運び、好調なスタートを切りました。 コラムニストの故・高山真さんの自伝的小説を映画化した本作について、ゲイライターのサムソン高橋さんに綴ってもらいました。(以下、サムソン高橋さんの寄稿です。) 『エゴイスト』の映画評の話をいただいたが、その時期が公開直前だったため、外国特派員協会という特殊な場所での試写となった。 丸の内ど真ん中の立派な会場、ふかふかの絨毯(じゅうたん)、半数を占める外国人記者と残り半数は文化的偏差値の高そうなマスコミ関係者、という普段の自分(赤羽の肉体労働バイトおじさん)からはかけ離れた環境にとまどいながら、それでもコロナの関係か隣人と微妙な距離の客席と遠くで小さく光るスクリーンに、おそらくこの会場にいる他の誰も思い浮かばない連
<笑い飯 哲夫さんインタビュー 前編> Wボケ&ツッコミ漫才で異次元の笑いを生み出してきた実力派漫才コンビ・笑い飯の哲夫さん。お笑い芸人として活躍しながら、 2020年から大阪市の相愛大学で人文学部の客員教授を務めるなど教育者としての顔も持っています。 そんな哲夫さんは、8年ほど前から大阪市淀川区で、低料金で通うことができる小・中学生向けの学習塾を経営しています。 哲夫さんが塾経営を始めた背景には、昨今社会問題になっている「教育格差」に対する思いがありました。子どもたちが学力を身につけるためには公教育だけでは難しい面がある一方、学習塾に通うためには高額な授業料が必要であることに疑問を持ったといいます。 哲夫さんの学習塾「寺子屋こやや」の実態や、スタートしたきっかけなどについて聞きました。 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます ――哲夫さんはなぜ学習塾「寺子屋こやや」
大阪に用事ができたので、東京から向かうことになりました。仕事とはいえ経費が出ないので、片道1万円というノルマを課してみました。 そこで思い出したのが高級高速バスです(ウィラートラベル)。バスによっていろいろなシートがあるのですが、噂のハイテクシート「コクーン」だと東京ー京都で8200円(※)。しめしめ、片道1万円のノルマを大きく割ってるぞ。 (※価格は日によって違い、コクーンの場合、2016年1~2月は6970円~9000円)。 ところがですよ、高級シートって人気のようで、当日朝到着の深夜便が満席なんです。えーっ! いや、ちょっと待てよ。12日に新幹線定価の片道13500円で行くぐらいなら、たとえ前倒しで行っても「バス代8200円+ゲストハウスに宿泊3000円」のほうが安くね? てことで、前々日深夜便の高級高速バスが取れたので、それで関西入りすることにしました。予定の2日前から前乗り。安さ
今秋にもシーズン14の放送が予定されている『相棒』(テレビ朝日系)。 「右京の新しい相棒は反町隆史か? 仲間由紀恵か? はたまた及川光博の再登板か?」といった記事を見かけることも多いかと思います。土曜ワイド劇場での単発回も含めると、15年ものあいだ続く人気ドラマになりました。 ところが前シリーズのオチで「あれ?」と思った人も多いのでは。それまでコンビを組んで捜査にあたっていた甲斐亨(成宮寛貴)が、伏線らしい伏線もないまま、実は“ダークナイト”と呼ばれる必殺仕事人のような存在だったことが判明。あえなく逮捕されて終わるという、なんとも視聴者置いてけぼりのオチだったのです。 しかし初回放送から『相棒』を見続けてきたファンにとっては、ここまでの無茶は想像できなかったにしても、新シーズンが始まるたびに質が落ち続けてきたことは薄々感じていたのではないでしょうか。 長年にわたって視聴者を飽きさせないこと
コンタクトは面倒だし、メガネは似合わない。「レーシック」手術も考えるけど、ちょっと怖い――。そんなふうに迷っている近視の人は多いと思います。 実は最近、レーシックに代わる新技術が注目されているのをご存知でしょうか。それは「ICL(眼内コンタクトレンズ)」手術。一言で言うと、「コンタクトレンズを眼の中に移植する」そうなのです。 えっ! そんなことできるの? ド近眼の私としては、興味津々だけれど、やっぱり怖くもある……。日本では2010年に厚労省から承認されたばかりですが、すでに70か国で行われていて、たとえば米軍が採用している方法もレーシックからICL手術に移りつつあるとか。 そこで、この新技術について北里大学病院眼科の清水公也教授に話を聞きに行ってみました。清水先生は1997年からレーシック手術とICL手術を手がけている、視力矯正手術の先駆者ですが、レーシック手術は2008年にやめ、ICL
6月11日にリリースされる椎名林檎のニューシングル『NIPPON』がNHKワールドカップ中継のテーマソングに選ばれました。はためく白地の中心に赤く塗られたサッカーボールという構図のジャケットがなかなかに鮮烈ですが、それ以上にその歌詞が早くも物議を醸しているようです。 浦和レッズの一部サポーターによる「JAPANESE ONLY」横断幕事件の影響もあってか、特に次の一節に引っかかるという人もいるかもしれません。 <この地球上で いちばん 混じり気の無い気高い青> 「青」はつまり“サムライブルー”と称される日本代表のことですね。すると、このフレーズは「純血主義の気高い日本代表」と読めなくもない。ネトウヨ熱狂、リベラル発狂といったところでしょうか。 ⇒【動画】http://youtu.be/UMlqTEVMZFE (編集部注:5/26に先行アップされた別の動画には、「涙出てくる」「神風特攻隊みた
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