暑い! ともかくお酒が飲みたい!――日々、そんな夜の1杯を楽しみに過ごしている人も少なくないかもしれない。 ところで、「いまの女の人にはお酒が強い人、多いよね」などという指摘をよく耳にするが、『かくれ躁うつ病が増えている』(共著)を持つ、医療法人社団榎会・榎本クリニックの深間内(ふかまうち)文彦院長によると、「女性の飲酒率は伸びているものの、男性に比較してアルコールによるリスクは高い」という。 「『国民栄養調査』によれば男性の飲酒率は減少しており、特に20代・30代の若い男性では、習慣的に酒を飲む人の数が減り続けています。いわゆる草食系男子の酒離れですね。それに対して、絶対数こそ男性に比べれば少ないものの、女性の習慣的な飲酒率は顕著に伸びていて、20年で2倍近くにもなるんですよ」 これには、女性の社会進出が進み飲酒の機会が増えたことのほか、アルコール飲料メーカーが女性にターゲットを当て、「
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