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ブックマーク / machine-learning.hatenablog.com (5)

  • MLPシリーズ「ベイズ深層学習」概要まとめ - 作って遊ぶ機械学習。

    今回は8月に出版した講談社機械学習プロフェッショナルシリーズの「ベイズ深層学習」の概要を書いてみます. www.kspub.co.jp 講談社のページ等では目次は載っていますが,それより詳細な情報はネットにはないので,もう少しだけ踏み込んだ内容をここで紹介することにします. 内容紹介 第1章 はじめに ベイズ統計と深層学習(ディープラーニング)は仲が悪いように世間的には見られがちですが,実は両者は非常に親和性が高いことを解説しています. 両分野のそれぞれの利点としては,ベイズ統計ではモデルの高い解釈性や設計の明確さ,深層学習ではGPUなどを用いた大規模データの効率的な計算方法等を挙げることができます.これらの利点は相補的であり,組み合わせることによってアルゴリズムの改善が期待できます. また,両分野には共通点もあります.深層学習ではタスクごとにネットワーク構造を設計する必要性がありますが,

    MLPシリーズ「ベイズ深層学習」概要まとめ - 作って遊ぶ機械学習。
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    knok 2019/09/10
  • 線形回帰を1つ1つ改造して変分オートエンコーダ(VAE)を作る - 作って遊ぶ機械学習。

    こんばんは. 今日は統計や機械学習において最も基となる手法である線形回帰から出発し,1つ1つモデルや学習方法に変更を加えていき,最終的に深層学習の分野で非常に良く使われている生成モデルである変分オートエンコーダ(variational auto-encoder,VAE)*1*2を導いていきたいと思います. 2014年に発表されたVAEは,勾配近似を得るためのreparametrization trickや,効率的に潜在変数を近似推論する認識モデル(recognition model, inference model)の導入,確率的勾配法(stochastic gradient descent,SGD)の2重適用など,様々なアイデアが散りばめられている確率的生成モデルです.背景としては,当時ニューラルネットワークを用いて画像を生成するといったアプローチが(CNNを使った識別などと比べて)そ

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    knok
    knok 2018/03/30
  • 深層学習はガウス過程 - 作って遊ぶ機械学習。

    おつかれさまです. 僕はあまり深層学習に関して記事を書くことはないのですが,ちょっと気になった論文があったので紹介します. [1711.00165] Deep Neural Networks as Gaussian Processes 論文はGoogle Brainの研究者らによるもので,NIPS2017 Bayesian Deep Learning WorkshopICLR2018にacceptされています.実は深層学習をガウス過程(Gaussian process)で構築するのはこの論文が初出ではないのですが,論文ではベイズ学習,深層学習,カーネル法を簡略かつ包括的に説明している内容になっているので非常に参考になります. さて,「深層学習はガウス過程」というのはちょっぴり宣伝的なタイトルにし過ぎてしまったのですが,もう少しだけ正確に論文の要点をまとめると次のようになります. 背景 単一

    深層学習はガウス過程 - 作って遊ぶ機械学習。
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    knok 2018/01/14
  • データに欠損がある場合の教師あり学習 - 作って遊ぶ機械学習。

    おはようございます. 今回は教師あり学習モデルを題材に,入力データが欠損している場合のベイズ流の対処法を解説します.ベイズモデルというと,たいていの場合は事前分布の設定の仕方云々だとか,過学習を抑制できるだとかに議論が注目されがちですが,個人的には,パラメータや潜在変数を推論することとまったく同じ枠組みで欠損値も同時に推論できることが,実用上非常に便利なベイズの特性だと思っています. データの欠損部分の取扱い データに欠損部分が存在することはよくあります.センサーデータを解析する際は,ネットワークの状況やデバイスの不具合によってデータの一部が欠けた状態で上がってくることがあります.スマホから複数種類のデータを集めるといった状況を考えてみると,例えば加速度センサーの値は継続的に取得できたとしていても,GPSの位置情報はほとんど上がってこないといった場合もあるかと思います.また,何かしらのユー

    データに欠損がある場合の教師あり学習 - 作って遊ぶ機械学習。
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    knok 2017/08/31
    ベイズロジスティック回帰だとこういうことができるのか
  • 変分ベイズを使って変化点検知をしてみる - 作って遊ぶ機械学習。

    おつかれさまです.今回は簡単なメッセージ受信数のデータを使って,変分ベイズによる変化点検知をやってみたいと思います.なお,今回使うデータやモデルは下記のPyMCの入門書を参考にしています*1. Pythonで体験するベイズ推論-PyMCによるMCMC入門-キャメロン-デビッドソン-ピロン このでは推論にMCMCを使っていますが,今回はモデルはそのまま流用し,同じことを実現する変分ベイズによる近似推論を導いてみます. 一般的には変分ベイズの方が計算が高速なので,MCMCの性能に満足できない場合などは変分ベイズは良い代替手法になり得ます.また,今回紹介する例は,過去に紹介した混合モデルを使った例よりも比較的シンプルですので,変分ベイズの入門題材にはちょうど良いんじゃないかと思っています. MCMCによる変化点検知 ・メッセージ受信データ PyMCでは次のような「ある期間で受信したメール数」

    変分ベイズを使って変化点検知をしてみる - 作って遊ぶ機械学習。
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    knok 2017/08/21
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