2021年11月23日のブックマーク (3件)

  • 何を追ふ地下道を往く木枯らしや ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    わたしの住む神戸・六甲山南麓に木枯らしが吹いたのは11月のはじめでした。 角川学芸出版『角川俳句大歳時記』には 凩【こがらし】木枯(こがらし) 冬の初めに吹く強い北風である。語源は「木を枯らす」とも「木の嵐」ともいわれるが、どちらにしても木にかかわりがある。この風が吹くと、枝の木の葉は残らず飛び散り、散り敷いた落葉もところ定めずさまよう。 とあります。 わたしは「木枯らし」と書きましたが、「木枯」と書くと「木を枯らす」という意味、「凩」と書くと「木の嵐」という意味が鮮明になるのでしょう。 枝の木の葉を残らず吹き飛ばし、木を枯らしてしまう風。改めて意味をたどると胸に迫るものがあります。 木枯の句に好きな句が二つあります。 海に出て木枯帰るところなし(山口誓子) 木枯一号アンドロメダを吹き落とす(土見敬志郎) 山口誓子の句は現代国語の教科書か何かで知りました。 山から吹き下ろす木枯が勢いよく海

    何を追ふ地下道を往く木枯らしや ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
    knori
    knori 2021/11/23
  • トゥルー。それこそがトゥルー。 - シネマ一刀両断

    チュルー。おいす、おいす! 「復讐の昭和キネマ特集」が最終回を迎えて約3週間。ヘヴィ読む者の渋谷あきこさんから嬉しいコメントが届きました。 「昨日から口内炎で落ち込んでたけど、ブログ読んで元気出た! なのにシリーズ最終回?😭😭😭 口内炎治したいので続けて欲しい。」 「ブログ読んで元気出た!」なんて、書く者冥利に尽きるよな~。 渋谷あきこさんは『昭和キネマ特集』を載せたら喜ぶ人なので、シリーズが最終回を迎えるたびに名残惜しそうにしてくれます。有難いことだ。 けどね、あきこさん。 『シネマ一刀両断』は口内炎の治療薬じゃないんだよ。 「口内炎治したいので続けて欲しい」って。まるでシネトゥを読むことが口内炎治す近道だから甘んじて読んでるみたいに。 チョコラBBってろ! てなこって、ここ数ヶ月、まったく映画評を書く気分になれないのでお茶濁しの随筆回です。 今回は、過去によそのSNSで書いた随

    トゥルー。それこそがトゥルー。 - シネマ一刀両断
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    knori 2021/11/23
  • よくぼ~は、うまっかぼ~にも似ている、ばってん、それを、ものがたる - 地底たる謎の研究室

    題名:よくぼ~は、うまっかぼ~にも似ている、ばってん、それを、ものがたる 報告者:ダレナン 物語は、この物語の続きです。 結局のところ、分かった。どんなに立派なことを並び立てても、どんなに崇高なことを並び立てても、受け取り側の心理は、「私のことを満足させてほしい」ということだけである。簡単に言えば、相手方から得られる承認の欲求を、自らが納得できる内容で、限りなくその気持ちを満たすことだけ、である。でも、しかしながら、その欲求は、底知れず。最も、最も、深いのは、底なし沼などではなく、果てしなく、満たされない人間のよくぼ~。そのよくぼ~を根源的に、満足させることは、永遠に難しい。なぜなら、人の納得は、相手から受ける内容の、愛の手からの内容が、自分のもつ内容と合致しないといけないからだ。 そんなことは、まずない。人間には、人には、同じ意識は、似ていたとしても、まったく同じものは備わっていない

    よくぼ~は、うまっかぼ~にも似ている、ばってん、それを、ものがたる - 地底たる謎の研究室
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    knori 2021/11/23