買物で気になる荷物の持ち運び。超小型モビリティを活用して、荷物を駐車場まで運ぶ無料サービスを始めたら、どれだけ利用が広がるのだろうか。そんな実証実験が20日から東京・秋葉原で始まる。 実験は「アキバロボットモビリティポーターサービス」と名付けられた。拠点となる駐車場は、秋葉原UDXビル(千代田区外神田4)の地下駐車場だ。マイカーをこの駐車場をとめて、秋葉原駅周辺の店舗で買物をして、荷物を預けたことをオペレーターに連絡すると、その荷物をUDX駐車場まで『コムスロング』2台を使って無料で運ぶ。 コムスは、トヨタ車体が製造した全長約2m、1人乗り四輪原付自転車だ。鉛電池を使ったEV車でCO2排出量はゼロだ。コムスロングは全長2.3m、幅0.95m。 国土交通省では環境対応車を活用したまちづくりの実証実験を、昨年度から2年続けて行っている。その実証実験のテーマのひとつに、超小型モビリティは地域交通