企業システムにおけるオープンソースソフトウェア(以下、OSS)の活用が叫ばれて久しい。一部では大規模な基幹システムへの採用事例もあるが、全般的に導入は進んでいない。特に、企業システムのエンジンとなるRDBMSとなると商用製品がほとんどである。 しかし、ミクシィや楽天をはじめとするWeb系企業の多くでは、RDBMSを含めOSSを中心にシステムが構築されている。せっかくの公共財である。一般企業においても利用できる場面がないか、いま一度目を向けてみてはどうだろう。そこで注目したいのが、Web系企業ではRDBMSの業界標準となってきたMySQLである。 処理性能こそ高いが、商用製品に比べると機能的に劣るとされてきたMySQLだが、ここにきて急速にキャッチアップしようとしている。2008年に登場予定の最新バージョン「MySQL 5.1」ではその機能差が改善される見込みで、データウェアハウス(以下、D
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