ことし1月、千葉県市原市のアパートで、衰弱した生後10か月の女の子を放置したとして、母親が逮捕された事件で女の子が死亡する1か月ほど前にきょうだいの通う保育園が「女の子の姿が見えない」と市に連絡していたことが分かりました。 市はこれまで「事前に緊急性の高い情報はなかった」と説明していました。 きょうだいが通う保育園によりますと、女の子が亡くなるおよそ1か月前の12月中旬に、送迎の際、母親が女の子を連れていないことを不審に思い「女の子の姿が見えない。様子がおかしい」と市の担当部署に電話で連絡していたことが分かりました。 市原市は、家庭訪問をしても女の子の姿を直接確認できない状態が続きましたがその事実を児童相談所などに伝えず、これまでNHKの取材に対しても「外部から家庭の異変を疑わせる情報はなく緊急性は高くないと判断していたため」と説明していました。 保育園の関係者は「その後、きょうだいも休む
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